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トレーディングポスト 銀座店 ーショップ紹介#02

今回ご紹介するのは「Trading Post(トレーディングポスト)」。1984年に「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」として創業されて以来、時代と共に進化する革製品の今を積極的に提案し続けている老舗だ。中でもドレスコードの存在する街・銀座において、「良い服」「良い靴」を愛する目の肥えた紳士たちが通う「銀座店」をご紹介する。

今回ご紹介するのは「Trading Post(トレーディングポスト)」。1984年に「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」として創業されて以来、時代と共に進化する革製品の今を積極的に提案し続けている老舗だ。中でもドレスコードの存在する街・銀座において、「良い服」「良い靴」を愛する目の肥えた紳士たちが通う「銀座店」をご紹介する。

目次

高級インポートシューズのパイオニア「トレーディングポスト」のなりたち

スペースシャトル「ディスカバリー」が初の打ち上げに成功し、米アップルコンピュータがMacintoshを発表した1984年。トレーディングポストは、「日本に知られていない海外の優れた靴を紹介するセレクトショップ」として、東京・聖跡桜ヶ丘の地で創業される。
創業者は靴業界のレジェンド、長嶋正樹氏。靴業界で約50年のキャリアを積み、今なお業界を牽引し続けるシューズプロデューサーだ。子供のころに両親の仕事の関係で米軍宿舎に出入りしていた経験から、アメリカのファッションに馴染み、憧れを持つ。アメリカファッション文化が華やかなりし頃に何度も渡米して知見を広げ、1984年に東京・聖跡桜ヶ丘に「トレーディングポスト」を創業する。

以後、「レザーシューズを履く文化を日本に定着させる」「時代と共に進化する革製品の今を積極的にご紹介する」提案型セレクトショップとして、『Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)』『Tricker’s(トリッカーズ)』といった本場のブランドをいち早く日本に紹介。その後も『CARMINA(カルミーナ)』、『GAZIANO&GIRLING(ガジアーノ&ガーリング)』など、世界各地の良質なレザーシューズ及び周辺アイテムの展開を行っている。

Trading Post

出典:https//tradingpost.jp

生活をより豊かなものにする「いい靴」との出会い

銀座の大通りから2本裏の通りに ”Trading Post 銀座店”はある。店内は英国的でエレガントな雰囲気が広がる。そんな銀座店を訪れるのは、やはり30~50代の靴やファッションにこだわりを持つビジネスマンだ。

「銀座の街ってけっこう特有というか、ドレスコードがしっかりしている唯一の街なんです。それが今なお根付いていまして。スーツもいいものを着よう、靴もいいものを履こうというこだわりを持っている方が非常に多く、そこにこだわりを持っている方が昔からこちらのお店に来ていただいております。」

そう話してくださったのは、プレステージシューズ マーチャンダイザーの村井久哲さん。

「特に代々受け継がれていく感じで、先輩が連れてきたりとか、上司に連れられて買いに来る方も多い。こういう靴を履いたほうがいいよ、ということで教えられながら買いに来る方が多いですね。ファッションの中でもやっぱりクラシックな「誂え」とか、スーツをあつらえて着るとか、靴もしっかり大事なものをきちんとメンテナンスして長く履く、それをかっこいいと思っていただける方が多くいらっしゃる。長く履いて良く見える、そんな靴を選ばれる方が多いですね。」

そういった点から、Trading Postでは、フィッティングだけではなく、シューズのリペアやメンテナンスにも力を入れているという。まだ自分のスタイルが確立されていない20代、徐々に確立されてくる30代、自分のスタイルが板についてくる40代…それぞれの人生のステージに合わせて靴もステップアップさせていく、そんな過程を愉しむことが出来る。

若い人ほど、「いい靴」を。

大人の隠れ家的な雰囲気が漂う店内には、いい服・いい時計・いい靴などに身を纏った、いわゆる "大人の男" になってからでなければ、気後れしてなかなか足を踏み入れられなそうに感じてしまう。しかし意外にも、銀座店 店長の小沼さんはこんな風に言う。

「古い年代の方って靴を知っている方が多いのですが、やはり若い方はなかなかこういった靴に興味のない方が多いので、20代の方にこそ、長くしっかり使える靴を持っていただきたい、身に着けていただけるように来ていただければ、と常に思っております。」

まだ社会に出たばかり、またはこれから出ていく若い20代だからこそ、「どんなシーンでも大丈夫」という1足があれば、ビジネスシーンのみならず、冠婚葬祭の際にも安心できる。また、いいものを身に着けることが自信に繋がる。自己投資として購入しても、この先5年、10年ときちんと手入れをして履ける良いものであれば、コストパフォーマンス的にも決して高い買い物ではないはずだ。

単に「靴」というだけではなく、そこに自身の「こうありたい」という願望や目標、その「靴」自身が持つストーリーやスピリットを履く人に投影させて、共に成長していける、そんな向上心あふれる靴との出会いの場。それが"Trading Post"だ。

Trading Post 銀座店 小沼 良店長

出典:https//tradingpost.jp

Photo by Writer

「いい靴」の定義は、"いい素材" に "普遍的なデザイン"。

では、3万円~20万円台までの靴が並ぶ中、いったいどんな靴を選べばよいのだろうか。
「いい靴」の定義を村井さんに伺ってみた。

「一言で表すのは難しいのですが、デザインが普遍的でありクラシックなものであり、上質な素材を使っているものですね。」

メンテナンスをして長い年月をがたったときに、いい表情・いい味が出る。それが「良質な革を使っている」ということだと、村井さんは続ける。見た目が同じようなスタイルでも、いい革を使っていないと、履いていくうちに劣化のスピードに違いが出る。あくまで5年、10年と「長く履く」ことを前提としているため、いい革を使っているということが最低条件となるそうだ。

「いい革っていうのは子牛のきれいな革を使うのですが、やはりシワの入り方がすごく繊細なので、劣化しないことはないのですが、良い表情に生まれ変わる。安い革だと、どうしてもくたびれた感じが出てしまいますので、その辺りはいい素材を使わないといけないのですが、そこのハードルというのが3万円台からで、それを下回ると、素材としては厳しくなってしまう。あとは修理するときに、長く使う上で製法に拘ると3万円より上になってしまいます。」

とはいえ、素材が良くてデザインが普遍的なことを最低条件として、3万円と20万円との靴の靴の違いは何なのだろうか。

「素材と細かいところの手作業。そこの価値を分かるか分からないかは、やはり経験ですね。その人の感覚によります。分かる方も、分からない方もいらっしゃる(笑)。ただ、いいものを身に着けると気持ちも引き締まります。"違いが分かる男"になれるか、なれないかは…、やはりそういった感覚を育てていかなければならないですね。」

…違いが分かる大人になりたい!


次は、小沼店長に、おすすめの3足を伺ってみた。

ここに来たらこれを履け!Trading Post 銀座店 おすすめの3足

【1】クロケット&ジョーンズ 「AUDLEY(オードリー)」

ビジネスシーンに不可欠な「信頼感の演出」という観点で、これ以上に適した靴はなかなか見当たらないだろう。英国ノーサンプトンの名門 ”クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)”は、1879年に創業されてから139年間、伝統的な靴づくりの基本を忠実に守り続ける、グッドイヤー一筋の老舗ブランドだ。タフな着用に耐える堅牢なつくり、靴底を交換すれば何十年も愛用できるグッドイヤー製法の靴は、紳士靴の代表的な製法のひとつ。中でも靴の聖地・英国で100年以上の歴史を有するブランドのグッドイヤー靴は、"靴"として優秀なだけでなく、その伝統が支える安心感、完成度の高い普遍的デザインから、ビジネスシーンにおける信頼感の演出に最適である。さらに2017年にチャールズ皇太子のロイヤルワラント認定を授与されたことから、改めて注目が集まっているブランドだ。

多くのストレートチップを展開する同社の製品の中でも、今回ご紹介いただいたのは「AUDLEY(オードリー)」だ。

クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones) AUDLEY キャップトウ [C&J29447A-C01L3D_BLACK]

出典:https//www.tradingpost-online.jp

Photo by writer

英国革靴ブランドの王道、クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)のキャップトウ。
「オードリー」は”ハンドグレードライン”と呼ばれる最上級コレクションのひとつで、近代C&J社史上の最も有名なモデルと言っても過言ではない傑作。グッドイヤーウェルト製法の技術力はもちろんのこと、伏せ縫い仕上げのソールや牛革の素材など、全て申し分なしのクオリティ。名作ラスト「337」によるセミスクエアトゥのロングノーズシルエットも秀逸。冠婚葬祭の場合でも使用できる内羽根ストレートチップだからこそ選びたい、長きに渡って愛用できる一足だ。

「デザインはストレートチップというデザインなんですが、ドレスシューズの基本で、冠婚葬祭使える素材ですので、最初の1足目だったり、一張羅であったり、もう これさえ履いていれば間違いは起きない!というデザインですので、各ブランドのベストセラーのストレートチップの中でも、クロケット&ジョーンズは素材性と履き心地で非常に受けています。発売して15年以上のベストセラーですね。」

【商品情報】クロケット&ジョーンズ「 AUDLEY」

商品名:クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones) AUDLEY キャップトウ [C&J29447A-C01L3D_BLACK]
価 格:89,000円(税抜)
取扱い:BLACK/DARKBROWNの2色展開。オンラインショップ他、各店舗にて取扱い中。

【2】トレーディングポスト オリジナル「T602」

2足目は、トレーディング・ポストのオリジナルシューズ「T602」だ。『世界中の名靴を手がけてきたノウハウを最大限に生かす』として、長くステイタス・ブランドの靴を扱って提供している間に経験的に集まった「日本人に合う靴」の条件を取り入れている。欧米の一流品と比べても遜色の無い靴をリーズナブルな価格で提供していることも利点の1つだ。

その中でも今回選んでくれた「T602」は、トレーディングポスト オリジナル(Trading Post Original)。お手入れは通常のカーフレザーと同様で、経年変化も楽しめる。ドレスシューズで人気のパンチドキャップのデザインに、カラーは合わせやすいダークブラウンで、ビジネススタイルの足元の核となる一足。

「全天候型のオリジナルラバーソールです。日本はやはり雨が多いので、どこにいつ履いていっても困らないテイストになります。」

TradingPost Original T602

出典:https//www.tradingpost-online.jp

【商品情報】トレーディングポスト オリジナル「T602」

商品名:トレーディングポスト(Trading Post) パンチドキャップトウ [UTPT602-001_BLACK]
価 格:45,000円(税抜)
取扱い:BLACK/DARKBROWNの2色展開。オンラインショップ他、各店舗にて取扱い中。

【3】ガジアーノ&ガーリング「SAVOY」

最後に選んでくれたのは、英国靴の伝統に独自のエレガンスを加えたガジアーノ&ガーリングの「SAVOY」。

ガジアーノ&ガーリング(GAZIANO&GIRLING)は、トニー・ガジアーノ氏とディーン・ガーリング氏という、ビスポークシューズ界で知れ渡った存在の2人が手を組み、2006年に設立された、比較的新しいブランドだ。ビスポークシューで培ったノウハウや技術を生かし、伝統的な英国靴をベースにしながらも、それにとらわれず、よりエレガントでエッジの効いたデザインが大きな魅力だ。

「イギリスのメーカーでもクラシックというよりモダンなテイストになるのですが、うちの一番の高級品になりますね。」

基本的にフルオーダーの製品を取り扱っているため、細部にこだわった靴であることが特徴だ。革はもちろんビスポーククオリティの最高級品、ピンキングや穴飾りのピッチの細やかさは類をみない。ライニングも洗練されており、土踏まずの部分が立体的にキュっとくびれている。クラシックななかに、ガジアーノ&ガーリングならではの美意識を感じさせる。

「きめの細かさっていうのもそうなんですが、木型に立体感がある。細かいレベルがワンランク・ツーランク上になっています。くびれが立体的になっていることでフィット感が生まれ、足に吸い付くようなフィット感であまり足にストレスを感じません。

靴のつくり自体も、英国靴の中でも最高峰の作りをされております。代表のガジアーノさんがデザイナーでもあるんですが、イタリア系のイギリス人なんですよ。イギリスの靴づくりに情熱を傾けている方でもあるのですが、イギリス靴の伝統的なスタイルを重んじながらも、そこを打破して新しいステップアップをしたいということで、チャレンジを精力的にやられているブランドです。」

ガジアーノ&ガーリング「SAVOY」

出典:https//www.tradingpost-online.jp

ガジアーノ&ガーリング「SAVOY」商品情報

商品名:GAZIANO&GIRLING SAVOY
価 格:180,000円(税抜)
取扱い:BLACK/NAVYの2色展開。オンラインショップ他、青山本店、銀座店、名古屋店、京都店、大阪店、福岡店にて取扱い中。(渋谷店ではお取扱いがありません)

いかがだっただろうか。
社会人なら誰でも1足は持っておきたいドレスシューズだが、何気なく選んでいては勿体ない。靴と共に志を持ち、ステップアップしていく。そんな人生を歩むパートナーとしての1足を見つけるなら、ぜひこのお店へ足を運びたい。

お話を伺ったのは…
株式会社プレステージシューズ マーチャンダイザー 村井 久哲さん
トレーディングポスト銀座店 店長 小沼 良さん

ショップ情報

〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-9 松岡銀座ビル1F
TEL.03-3567-3739 | FAX.03-3567-3739
営業時間:11:30~20:30 日祝は20:00

・トレーディングポスト青山本店
 東京都渋谷区神宮前3-1-30 HSビル1F
・トレーディングポスト渋谷店
 東京都渋谷区神宮前6-19-17 ペリエ神宮前1F
・トレーディングポスト名古屋店
 愛知県名古屋市中区栄3-6-23
・トレーディングポスト京都店
 京都市中京区寺町通り三条下ル永楽町232
・トレーディングポスト大阪店
 大阪市中央区南船場4-9-5 NOAビル1F
・トレーディングポスト福岡店
 福岡市中央区大名1-1-16 宮田ビル1F

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