シワも味だけど・・・
ブーツなどの厚手のレザーを使用しているシューズでは気になりませんが、薄いレザーの革靴の場合はシワがどうしても気になってしまいます。もちろん、わざとシワを寄せておしゃれに見せている革靴もありますが、ビジネスシューズの場合は、やはりウィークポイントとなってしまうものです。
仮に履いている革靴にシワが入ってしまった場合、そのシワを解消する方法ってあるものなのでしょうか?今回は、革靴のシワを取る方法ついて紹介します。是非参考にしていただき、美しい革靴のフォルムをキープして下さい。
シワの取り方・:シューキーパーで簡単に取れる!
手軽に革靴のシワを取る方法としては、シューキーパーによるシワ伸ばしがあります。シューキーパーとは、主に木で出来た足型です。シューキーパーに革靴を履かせることにより、まるで人間が履いているかのような状態をキープできます。
シワの伸ばし方は、まずはシューキーパーに革靴を装着します。その状態で、クリームをすり込んで革靴が伸びやすいコンディションにします。
その後、シューキーパーを入れたままでじっくりと乾燥させます。乾いたら、通常のクリームによるメンテナンスをすれば完成です!深いシワが入った箇所があれば、その部分だけシューキーパーに新聞紙を詰め込んで、より伸びやすい状態にしておくと簡単にシワを取ることができます。
このシューキーパーは、シワ伸ばしでも使えますし形状キープのためにも使用できます。更には、湿気取りとしても大活躍するアイテムです。決して高いアイテムではありませんので、一足に一つは用意しておきたいアイテムの一つです。
シワの取り方・:スチームアイロンでシワ伸ばし!
シューキーパーでシワを伸ばすのが最も効率が良いわけですが、亜流な方法として様々な方法が存在しています。その中でも有名な方法として、スチームアイロンを使用してシワ伸ばしする方法です。
まずは、ハンカチなどを水で湿らせて軽く絞ります。そのハンカチを革靴のシワを取りたい箇所にかけます。これにより、革靴に適度な水分が補給されて、皮が伸びやすいコンディションを作り出します。
ハンカチで湿らしている間に、革靴の内部に丸めた新聞紙を敷き詰めていきます。この時に注意したいのが、つま先までしっかり新聞紙を敷き詰めることです。この作業を怠ると、逆に革靴が変形してしまいますので要注意です。
新聞を敷き詰めたら、スチームアイロンでスチームを革靴にかけていきます。通常のアイロンがけとは違い、接触はさせずにあくまでもスチームを当てるだけにして下さい。大体2センチくらい浮かせてスチームをかけて行くと良いでしょう。
スチームを数回に渡りかけたら、ハンカチを外して乾いたタオルで水分を取っていきます。仕上げにクリームをシューズ全体に薄く塗って行けば完成です。
シワの取り方・:靴伸ばしでより効率よく!
より効率よくシワ伸ばしをしたい場合には、革を柔らかくして伸ばす方法があります。よく靴伸ばしなどの名称で販売されている、ストレッチャーを革靴に塗ります。スプレータイプの物もありますので、非常に簡単に塗布することができます。
このまま塗布するのではなく、シューキーパーを革靴に装着します。シューキーパーがない場合は、新聞紙を丸めたものを入れておくだけでも十分です。但し、入れ方を誤ると靴が変形してしまうので、しっかり形状をキープしつつ、皺を伸ばしたい部分を補強するように入れて下さい。
部分的に特にシワを取りたい場合は、ポイントストレッチャーを使用して少し引っ張るような感じでシワをある程度とっておき、あとはストレッチャーが乾燥するのを待ちます。
乾燥したら、クリームによる保湿を行って完成です。ポイントストレッチャーは便利なアイテムですが、革をつまむ際に強くつまんでしまうと、その部分が跡として残ってしまうので注意してくださいね。特に、ストレッチャーで柔らかくなった状態で行う際には、尚更注意が必要です。
シワがあるとダサい!
いかがでしたでしょうか?革靴のシワは、はっきり言ってダサく見られているものなのです。ダサいだけでなく、革靴をしっかりとメンテしていないことがすけて見えるので、その人自身がだらしなく見られてしまいます。
シワが入り始めた段階で早めに対処する事が重要です。より時間がかからず対処できるそうです。。
是非今回紹介した方法をチャレンジしてみては。
※注意:こちらの記事は、シワトリの一つの方法をご紹介しておりますが、
シワが取れることを保証をするものではありません。ご容赦お願いいたします。