1983年、東京・大塚でスタートしたコンフォートシューズブランド"アルカ(ALKA)"。"アルカ”の原点はオートペディーシューテクニック（整形外科の知識に基づいた靴の作製・調整技術）にはじまり、現在でもヨーロッパの高い技術と品質にこだわったコレクションの中から、オートペディーシューテクニックを持つ専門のスタッフが、1人1人の足にフィットする1足を提案している。1997年に作られたロゴに込められた意味は「お客様と私たちを結ぶ」そして靴紐を結んだ形を表しているという。同年に恵比寿店をオープン、翌年には百貨店デビューも果たし、2011年には「靴を料理する」をコンセプトに大阪高島屋に「アルカシューキッチン」がオープン。ブランド設立40周年を迎えた現在もアウトドア好きの方向けのシューズ、リハビリを必要としている方向けのシューズ、スポーツの種目別に体にかかる負担を軽減するよう設計されたシューズなど、履く人自身のライフスタイルに合わせたシューズを提案・展開し続けている。

「痛くない、歩きやすい、美しい、そして履いていることを忘れる靴」を目指して靴の製作を行うシューズブランド"アルカ(ALKA)"。体型と同じように、"アルカ”が靴選びの基準としているのは足を立体的に見た場合の様々なタイプ「足体（あしたい）」。さらに筋力や靭帯の強さや関節の可動域もチェックして、靴選びやその後の調整に反映させているという。こうした足と歩行を見る「足の健康チェック」は無料で行われており、フットプリントを撮り、歩き方のチェックをすることで、足の痛みの原因などを測定していくという。その後、足体、歩行のチェックの結果と、お客の要望に合わせて靴づくりをしていくそうだ。ラインナップはスニーカーからローファー、ブーツ、サンダル、スポーツシューズ、キッズ用シューズ、コンフォートシューズ、室内履きなど豊富に対応してくれる。国内では"アルカ”の直営店や公式オンラインストアでは既存靴の販売もしている。価格帯は3～10万円程度だ。