ソールを自社製造する、珍しいシューズブランド ”パラブーツ(Paraboot)”
1908年にレミー・リシャール・ポンヴェール氏によって創業されたフランスのシューズブランド”パラブーツ(Paraboot)”。ラバーソールの革靴を製造しており、創業以来ソールを自社製造しているレアなシューズメーカーであり、現在も当時から変わらぬ伝統的な技術を守りながら作られ、高い品質と快適な履き心地で世界中の顧客を魅了している。今回は、そんな同ブランドが2022年4月にオープンした「パラブーツ丸の内店」についてご紹介する。
1周年を迎えた直営店「パラブーツ丸の内」。MICHAELの限定モデルも!
今年(2023年4月)に無事1周年を迎えた直営店「パラブーツ 丸の内店」。東京・丸の内仲通り、二重橋スクエアの1階に位置しており、同じ並びには同ブランドの他、「J.Mウエストン丸の内」、”オールデン(ALDEN)”の取り扱いがある「ラコタハウス」があり、高級レザーシューズの直営店が集まった区画となっている。
通りに面した大きなショーウィンドウには初夏らしいサンダルが並ぶ。内装は白とバーガンディっぽいブラウンを基調としており、温かみのあるモダンな作りになっている。まさにパラブーツの「歴史」と「現在」を再構築したデザインだ。
入って左手にレディースのシューズ、右手にメンズシューズ。メンズラインナップが多めだが、品数は青山店の方が多いそうで、こちらには厳選されたシューズが揃えられている。中でも目を引いたのは、やはり丸の内店1周年記念として発売されている「MICHAEL丸の内限定モデル」。
ブランドの代表的なモデル「MICHAEL(ミカエル)」を、質感の異なるブラウンスエードとホワイトグレインレザーのコンビネーションにすることで柔らかな印象に仕上げている。履き心地も柔らかく、定番素材とはまたひと味違う1足となっている。数量限定商品なので、気になる方はお早めに。
創業当時はレザーや木などが革靴の底材として主流だった中、同ブランドのラバーソールはとても革新的で、堅牢で摩耗に強く、天候にも左右されにくい上に、快適な履き心地のワークシューズとしてフランスの一般労働者や消防士、郵便配達人、軍人から大いに支持を得た。このラバーソールは、現代でもこれからの季節にぴったりだ。天然ラテックスから作られるソールはしなりが良く、持ちが良い。
おすすめされた「シャンボード」は「ミカエル」に並ぶアイコンシューズの1つで、世界各地で愛されている名作モデル。その確かな品質と機能美はもちろんのこと、年齢を問わない普遍的なデザインはカジュアルすぎずフォーマルすぎず、多様なライフスタイルやシーンに合わせた装いに取り入れられている。ノルヴェイジャン製法で作られた幅広のウェルトが特徴的な、安定感あるつくりも嬉しい。
英国靴とはちょっと違う、肩の力が抜けたおしゃれさはフレンチブランドならでは。
そろそろ革靴が欲しくなったら、ぜひ「パラブーツ丸の内店」を訪れていただきたい!
ショップ情報
PARABOOT MARUNOUCHI
住所:東京都千代田区丸の内3-2-3 二重橋スクエア1F
電話:03-6810-0185
営業時間:11:00 〜 20:00(年末年始はお休み)
公式サイト
1908年フランスで創業した老舗シューズブランド、Paraboot(パラブーツ)の日本公式オンラインショップです。
出典:https://paraboot.shop/