#ゼットディーエー (ZDA)ー ブランド図鑑 vol.501

1950~60年代、スロヴァキアのパルチザンスケという町でスタートしたシューズブランド“ゼットディーエー(ZDA)”。今回は2016年に現代に蘇り、当時の機械を用いて、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドでシューズを生産する同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by cotyle

1950~60年代、スロヴァキアのパルチザンスケという町でスタートしたシューズブランド“ゼットディーエー(ZDA)”。今回は2016年に現代に蘇り、当時の機械を用いて、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドでシューズを生産する同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

1950年代~1960年代、まだチェコスロバキアだった時代のパルチザンスケという小さな町で生産されていたシューズブランド“ゼットディーエー(ZDA)”。当時の型をそのままに、“株式会社 EYE FOUND”より2016年より復活した。

復活のきっかけとなったのは、当時の商品開発チームがスロバキアにあるミリタリーシューズ工場を訪れたこと。履き心地やデザイン性の良さからそのファクトリーに協力を仰ぎ、当時のソールや型、そして製造していた機械が現存していたことをきっかけにみごと現代に蘇り、当時の機械を用いて、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドでシューズを生産している。国内でも“ユナイテッドアローズ”や“グラフペーパー”とのコラボレーションで話題を呼んでいる。

“ゼットディーエー(ZDA)”について

大人カジュアルの要である上品かつ洗練されたスニーカーを製作するブランド“ゼットディーエー(ZDA)”。同ブランドのスニーカーは、パルチザンスケの工場にある昔ながらの機械とハンドメイドで、ていねいに製作。また、東ヨーロッパで流通していた当時では画期的だったEVAソールを採用することで、軽量、弾力、耐久性に優れ、履き心地も抜群だ。中でも有名なのは1950年代~1980年代にスポーツ選手も愛用していたランニングシューズ「マラソン」だ。複雑なパターンを駆使した当時としては先進的なアッパーデザインで、レトロ感とハイテク感が微妙なバランスで調和する独特の存在感を放っている。その他にも、クレーマー、トレーナーシリーズのラインナップがある。国内では“グラフペーパー”や“ワンエルディーケー”など一部のセレクトショップで購入が可能。価格帯は2万円台だ。

photo by ant__horie

出典:https//www.instagram.com

公式サイト(国内サイト)

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