"パイロットシューズ"が手掛けるオリジナルブランド "Wisteria Fujiwara(ウィステリア フジワラ)"
上質なレディースシューズを世に送り続け、2020年に創立70周年を迎える"パイロットシューズ"が手掛けるオリジナルブランド "Wisteria Fujiwara(ウィステリア フジワラ)"。レディースオーダーシューズの専門店として、既存のデザインに好みの革やリボン、ソールなどを選び、足にぴったりのサイズであなただけの靴を仕上げてくれると評判のブランドである。今回は、そんな同ブランドが東京・浅草に2018年にオープンしたフラッグシップストア「Wisteria Fujiwara(ウィステリア フジワラ)」についてご紹介する。
理想の靴をオーダーできる、大人のためのシューズブランド
国内最大の革靴の産地としての側面を持つ、東京・浅草。東京メトロ 日比谷線の三ノ輪駅から徒歩15分ほどのところに、フラッグシップストア「Wisteria Fujiwara(ウィステリア フジワラ)」がある。2018年2月にオープン以来、今年で5周年を迎えた。"パイロットシューズ"が「履きやすさと美しさの両立」を長年探求し、満を持して展開するオリジナルブランドだ。
ブランド名の「ウィステリア」は花の〝藤〟で、「フジワラ」は創業者の名前にちなみつつ、海外では神秘的に映る〝富士山〟を連想する言葉として起用している。すべての女性がかけがえのない個性を輝かせるために、創業者の代から長年に渡って魂を込めて丹念に作り上げてきた Made in Japan の靴を世界に発信したいという想いが込められている。
倉庫街のような一角にある同ショップ。窓に囲まれ自然光がきれいに入る明るい店内は、おどろくほどシンプルだ。壁にしつらえられたシューズラックには、季節のシューズをはじめベーシックなパンプスなどが並ぶ。ここでは見本商品の販売はしていない。オーダー受注での生産のみのシューズショップである。座り心地の良い椅子と、試し履きができるよう広いスペースが確保されている。
ショップでは、まず足の計測からスタート。メジャーを使って計測してくれる。専用シートの上に立ち、足型をとって計測していく。左右のサイズが微妙に違う方でも異なるサイズで作ってもらえる上に、幅の調整はインソールを組み合わせて丁寧に調整していただける。
計測が終わり、いよいよ靴のオーダーに入る。型選びはヒール8型、フラット4型、ブーツ1型の計13型のデザインの中から選ぶ。サイズは21.5cm〜25cmまで、靴の幅はデザインによって異なるが、Aから3Eまで対応している。既存のデザインに好みの革やリボン、ソールなどを選び、足にぴったりのサイズで自分だけの理想の靴を仕上げてくれる。
人気のデザインはバレエシューズ。ヒールの高さ4cmで足入れも深く、歩きやすいフォルム。トウのデザインやリボンの組み合わせで全く印象が違って見えるので、ある程度頭の中でイメージを決めていくことをお勧めしたい。計測と調整だけで20分程度、オーダーまで含めると1時間程度かかるので、時間に余裕を見て伺おう。
完成までは5週間ほどかかり、さらに完成後には実際に履いてみての調整もあるため、基本的には店頭受取りとなるが、発送対応もお願いすることができる。また、購入から1年間はヒールの修理などのサービスがついているのも嬉しい。
シューズは、スニーカー・スリッポンが40,700円〜(税込)、パンプスが51,700円〜(税込)。オーダーシューズとしては比較的手が届きやすい価格設定となっている。
本物を知る大人に知っていただきたいシューズブランドだ。気になる方は、ぜひ訪れてみて!
ショップ情報
ウィステリアフジワラ
住所:〒111-0025 東京都台東区東浅草2-22-5 ウィステリアフジワラ
電話:03-5808-0744
営業時間:12:00~20:00(水曜定休)