1953年、スペインのメノルカ・アライオールで設立されたシューズブランド“ポンス・キンタナ(PONS QUINTANA)”。当初は、子ども靴やバブーシュの生産で拡大し、1968年のファクトリー完成以降、さまざまな改革を経て、ヨーロッパで人気のシューズブランドへと成長した。国際的に成功するきっかけとなったのは、バレアレス諸島で受け継がれる革の手織り(メッシュ)に着目し、自社製品のデザインの特徴として打ち出したこと。80年代後半には、メッシュ製婦人靴の有力メーカーとして名を成し、輸出を大きく伸ばして現在、ニューヨーク、メルボルン、ベニス、Neyron(フランス)などの都市にある600ヶ所以上のセレクトショップで販売されているほか、スペイン国内に7店舗の直営店を構えている。

ラグジュアリーな大人のカジュアルスタイルを演出してくれるシューズを展開する“ポンス・キンタナ(PONS QUINTANA)”。精緻なハンドメイドの品質と“ポンス・キンタナ(PONS QUINTANA)”専用に生産され、スペイン国内と海外の両方から調達された革を60％使用したこだわりのシューズは世界中の多くの女性を魅了している。中でも高い技術を要するイントレチャート(レザー編み)のシューズはブランドを代表するモデルで、シンプルなデザインながらもエレガンスを醸し出してくれる1足。大人っぽくさりげなく魅せるスタイルを提案してくれる。国内ではELLEショップなどのセレクトショップで購入が可能。価格帯は3～5万円台だ。