ブランドのなりたち
2013年、ロンドンでスタートしたシューズブランド “ディエゴ ヴァナシバラ(Diego Vanassibara)”。同ブランドは、ブラジルのリオグランデドスルにあるカシアスドスル出身で、ロンドンを拠点とする靴デザイナー、ディエゴ・ヴァナシバラ氏によるブランドである。建築を志していたディエゴ・ヴァナシバラ氏であったが、母国で建築を学んだ後、22歳でイギリスに移住。ロンドンにある靴の名門校「コードワイナーズカレッジオブフットウェア」でトレーニングを行い、2013年に自身の名を冠したレーベルを立ち上げた。
彼がシューズデザインに興味を持ったのは「アーキテクチャと同じ構築的なアプローチを靴に感じた」からだという。彼が生み出すシューズは、英国の伝統的な靴をベースにしながら、自由でコンセプチュアルなインスピレーションを落とし込んだ独創的なデザインが特徴で、アジアでも取扱い店舗が増加中。2015年には“ミハラヤスヒロ”とのコラボレーションでも話題を呼んだ、今注目の気鋭ブランドだ。
“ディエゴ ヴァナシバラ(Diego Vanassibara)”について
建築の知識が生かされた構築的デザインが特徴の紳士靴を展開するブランド “ディエゴ ヴァナシバラ (Diego Vanassibara)”。シグネチャーである個性的な木製パーツ使いや、構築的なスカルプチュアソールなど、デザインの随所に建築の要素が垣間見えるのを特徴とする。
メンズファッションの多様性が求められるなか、“ディエゴ ヴァナシバラ”のシューズはそれだけでスタイリングを旬に見せてくれる。人々を飽きさせない、シーズンに合わせてアップデートしていくシューズは今後も注目していきたい。国内では伊勢丹新宿メンズ店やドーバーストリートマーケットギンザなどで取り扱いがあるほか、海外の公式オンラインストアでも購入が可能だ。価格帯は2~12万円台。