目白の子供靴専門店「山幸子供靴店」
閑静な住宅街、文教地区として知られる目白にある子供靴専門店「山幸子供靴店(やまこう)」は、有名私学・幼稚園に通うお子様を持つご家庭に長年愛されてきたシューズショップ。その最大の特徴は、完全予約制でのしっかりとしたカウンセリングだ。
ただその時、子供の足に合う靴を提供するだけでなく、将来における足の変形リスクを防ぐため、ご両親への遺伝的背景のインタビュー、次はいつ来店したらいいのかといったフォロー等も含め、1時間みっちりカウンセリングを行ってくれる。長年の子供靴キャリアに裏打ちされた的確なフィッティングとアドバイスは熱心なファンを生み出し、近隣はもちろん、他県からも来店する方もいらっしゃるという。今回は子どもの足と靴のことを真剣に考えたい方におすすめしたい、ドイツ生まれの子ども靴ブランド"リコスタ(RICOSTA)"をメインに取り扱う同ショップについてご紹介する。
シューフィットに定評のある、ドイツの子ども靴ブランド"リコスタ(RICOSTA)"を取り扱うお店
ショップは、JR目白駅を出て目白通りを学習院大学方面へ進み、千登世橋を渡り雑司が谷駅を左手に交差点を直進し、宿坂通りを超えた右手にある。お総菜屋さんの隣にある可愛らしい佇まいのお店で、グレーの外壁に、ブーツの形にくりぬかれた木製のドア、ピノキオやミッキーなどが飾られた可愛らしいショーウィンドウは、アンデルセンの童話世界を思わせる。
"リコスタ(RICOSTA)"は、1955年に誕生したドイツの子ども靴ブランドで、靴に造詣の深いドイツにおいて、「ドイツレザーグッズプライズ」や「ドイツ靴大賞」など数々の賞を受賞しているシューズブランドだ。80を超える工程を経て作られるシューズは卓越したクラフトマンシップを誇るだけでなく、ヨーロッパ初にして唯一の「ISO14001」を取得するなど、環境にやさしい靴づくりを行っている。
ショップは基本的には予約制となっており、初めて利用する人は電話予約が必要。事前に足型や必要事項を記入したものをFAXし、予約日時のご連絡をいただく流れだ。初回は約1時間半、子どもの歩き方を見ることはもちろん、親の骨格など遺伝的な要素をヒアリングし、今後出てくるであろう身体的なくせなどをしっかりと調整してくれる。足の形成は5歳までと言われており、特に、いくつもの軟骨に分かれているかかとの骨を1つにして良い形に形成するためには、かかとがしっかりとした靴を選ぶことが重要だそう。また、子どもの爪の切り方や靴の履かせ方などもフォローしてくれる。ショップへは半年に一度のペースで足を運ぶようにし、その都度調整をかけてくれる。
O脚やガニ股気味など、遺伝的な要素を中敷きで調整し、出来る限り調整してくださる同ショップ。ハキハキ、ズバッとしたご主人の的確なアドバイスにはファンも多く、わざわざ県外から通う方もいらっしゃるそう。
輸入靴のため、お値段はだいたい1足2万円前後+フィッティング代が1,000円ほど。小さい時期こそ重要な子どもの足づくり。気になる方は電話予約の上、ショップを訪れてみていただきたい。
ショップ情報
目白 山幸
住所:〒171-0033 東京都豊島区高田1-36-21
電話:03-3981-2014
営業時間:10:00 〜 18:30(木曜定休)
※完全予約制につきご希望に沿えないこともございます。
ご了承くださいますようお願いいたします。
地下鉄副都心線「雑司ヶ谷駅」3番出口より徒歩2分
JR「目白駅」より徒歩10分
都電荒川線「鬼子母神駅」より徒歩3分