カスタムオーダーの受注生産から始まった”ヴァンズ(VANS)”
1966年、ポール・ヴァン・ドーレン(Paul Van Doren) を中心とした3人が手を組んでスタートした、アメリカ西海岸発のスニーカーブランド”ヴァンズ(VANS)”。その名の通り「ヴァンとその仲間たち」という意味のブランドである。もともとはカスタムオーダーの受注生産から始まったブランドで、「オーセンティック(AUTHENTIC)」と名付けられたスニーカーをショップでディスプレイし、客はサイズやカラーを選び、注文を受けてから製作するという流れをとっていた。当時のカスタムオーダーのベースモデルである「#44 AUTHENTIC」は、現在もほぼ変わらないデザインを保ち、愛され続けている。その後1970〜80年代にはシンプルなデザインと丈夫でグリップの強いソールがスケーターの間で話題となり、熱烈な人気を獲得、世界中へと広がっていった。今回は、そんな同ブランドが2020年5月にオープンした「VANSアクアシティお台場店」についてご紹介する。
全身のスタイルを提案するブランドストア「VANSアクアシティお台場店」
「VANSアクアシティお台場店」は、東京・お台場にある商業施設「アクアシティお台場」の3階にある。ゆりかもめ台場駅方面から入ったフジテレビ側、スポーツスタイルのショップが集合するエリアに位置しており、「ニューバランス」「アディダスオリジナルス」のショップの向かいにショップを構えている。
店内にはアクション向けのシューズやアパレル、アクセサリーが置かれており、全身のスタイルを提案するブランドストアとして、アクションスポーツ、音楽、アート、ストリートカルチャーの4つのブランドコンセプトを体感することができる。
ショップに伺った4月下旬には、環境のかかえる問題に対して人々に関心をもってもらうことを目的として1970年に誕生した「アースデイ(毎年4月22日)」を記念した“Eco Positivity(エコ ポジティビティ)”コレクションが店頭に並んでいた。
現在の世界的なムーブメントにインスパイアされ、グループ全体で情熱を注いできた環境保護活動について、より人々に認識を高めてもらうためのコレクションで、サステナビリティ(持続可能性)への第一歩として、オーガニック素材とリサイクル素材の要素をフットウェアとアパレルに取り入れている。今回のコレクションを象徴するフットウェア「Circle Vee」は、オーガニックコットン48%と麻47%を使用したニットアッパーと、植物由来のオイルから作られた70%以上のバイオベースフォームから作られたドロップインフットベッドを特徴としている。また地球への影響を軽減することを目的とする実証済みの持続可能な方法に従ったサプライヤーを使用し、「責任ある調達」により入手された天然ゴムで作られたラバーアウトソールを特徴としている。
シューズの他にも、キッズサイズのシューズやTシャツも揃う同ショップ。ソックスやキキャップなども揃うし、初夏のお出かけにぴったりなトータルコーディネートを叶えることができる。
楽しい気分になれる、「VANSアクアシティお台場店」。
お台場へ行ったら、ぜひ覗いてみて!
ショップ情報
VANS アクアシティお台場店(VANS AQUA CITY ODAIBA)
住所:東京都港区台場1-7-1 3F
電話:03-6457-1595
営業時間:11:00~21:00
公式サイト
Vans<ヴァンズ>のプロダクトやイベントなどの情報をご覧頂けます。
出典:https://www.vansjapan.com