#ハウアー (HAUER)ー ブランド図鑑 vol.395

1924年、オーストリア北部・ディースザイツでスタートしたコンフォートシューズブランド"ハウアー(HAUER)"。今回は「高品質の靴つくり」をモットーに、手仕事でシューズを製作する同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by HAUER公式サイト

1924年、オーストリア北部・ディースザイツでスタートしたコンフォートシューズブランド"ハウアー(HAUER)"。今回は「高品質の靴つくり」をモットーに、手仕事でシューズを製作する同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

1924年、アントン・ホフシュテッターが創業したオーストリア北部・ディースザイツのコンフォートシューズブランド "ハウアー(HAUER)"。現在ではあまり見られない家族経営を守り続け、80年以上にわたって「高品質の靴つくり」をモットーとしている。足本来の形に沿った木型で、インソールも解剖学に基づいた"足の健康"に着目した靴作りを現在も手作業で続けている。

"ハウアー(HAUER)"について

"足のため"の靴作りを製作し続けているシューズブランド"ハウアー(HAUER)"。製法はアッパーとアウトソールを手仕事で縫い合わせるステッチダウン製法を採用しており、靴の基本となる木型は、足本来の形に沿ったトゥスタイルで足指を圧迫しない仕様にし、つま先には指の動きを妨げないよう適度な高さをとるなど、足をリラックスさせる余白をも考え抜かれている。

アッパーはドイツやイタリアのタンナーから仕入れた自然の風合いを大切にした高品質レザーを使用。インソールは解剖学に基づいた足裏に沿った立体的な形状で、足底から足全体を支え、安定した歩行を可能にしている。また足底の形状に沿った起伏が足のツボを刺激し、血行を促進する効果も。さらにコルクとラテックスを混合した弾力性と安定性に優れる材質「ラテックス・コルク」をベースに、肌にやさしいタンニンなめしの牛革のカバーを貼った2層構造となっている。

インソールは取り外し可能で、取り外して30℃前後のぬるま湯で洗うことが可能なので、いつも清潔に保つことができる。国内では「中川靴店」など一部取扱い店舗でのみ購入が可能。価格帯は1万円前後だ。

photo by HAUER公式サイト

出典:https//www.shoe.at

公式サイト(海外)

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