今年（2021年）創業10周年を迎えた、コンフォートシューズブランド”fitfit（フィットフィット）”。細い靴を履き続けた結果、40代～60代女性の30％が外反母趾に悩んでいるという独自調査のもと、人間工学を熟知したメーカーとタッグを組み、外反母趾の足を参考に試作を重ねて作られた同ブランドの靴は、外反母趾の足の形でオリジナルの木型を作っている上に、機能もデザインも諦めない、豊富な種類やカラーリングのシューズを展開している。今回は、創業の地であり、外反母趾に悩むこの年代のマダム層が多く集うこの自由が丘に2017年にオープンした「fitfit自由が丘店」をご紹介する。

ミセス層に人気の”fitfit（フィットフィット）”。外反母趾などの足の痛みを軽減させる靴として話題を集め、お洒落なのに「長時間履いても疲れない」「びっくりするほどフィットする」と評判のシューズショップだ。

自由が丘の北口を出て女神通りを進むと、左手に見えてくる赤い看板。ちょうど黄色い看板の「ヒルズアヴェニュー自由が丘店」の隣に並んでおり、カラフルで分かりやすい立地となっている。通りに面する入口がガラス張りになっており、開放感のある空間。入って正面と右側の壁はブランドカラーの赤に染まっており、壁際のシューズラックには色とりどりのバレエシューズやブーツ、パンプスが並んでいる。

どのモデルも上品なデザインであることはもちろんだが、バイカラーが多いのが特徴的で、どんなコーディネートにも合わせやすい雰囲気が嬉しい。中央にはゆったりとした椅子を備えたフィッティングスペースが設けられており、そこに座って靴を眺め、気に入ったシューズを心ゆくまで試し履きすることができる。筆者の来店中にも常連さんと思しき方がちらほらといらっしゃり、店員さんに相談したりする姿が自然な風景であった。信頼されているショップとは、こんな空気感なのだろう。高級感がありながら、気軽に立ち寄れる雰囲気があります。

同ブランドの創業者である林恵子氏は、自身が外反母趾に長く悩んだ経験から、同じ悩みを抱える女性が多くいること、おしゃれな靴を履きたくても痛くて履けないこと、履ける靴はどれも幅広で野暮ったいデザインであることから奮起し、自らが立ち上げたという経緯がある。やはり、自身の経験から立ち上げた経緯があるというのは、コンセプトがぶれなくて良い商品が並んでいると感じる。

足を通した時の柔らかさ、しなり具合、適度な幅と足高でもデザインは上品で、とても満足できるものだった。こちらのシューズショップは、靴というよりも「歩く楽しさ」を売っているのではないかと思わせてくれる。

さまざまなシーンにフィットするシューズたち。現在では東京の他、仙台、名古屋、福岡、大阪、京都、神戸、札幌など、主要都市を中心に50店舗以上で展開している、勢いのあるブランドである。

おしゃれで歩きやすい靴が揃う「fitfit自由が丘店」。
プレゼントにも喜ばれそうなので、ぜひ連れ立って訪れていただきたい！

fitfit（フィットフィット）
住所：〒152-003東京都目黒区自由が丘1丁目29-5
電話：03-5701-7411
営業時間：10:00-20:00