ブランドの成り立ち
1945年、イタリア・フィレンツェにて、スパルタコ・パスクッチ氏によってスタートした、女性向けシューズブランド"パスクッチ (PASCUCCI)"。若い頃から靴職人であったパスクッチ氏は故郷のフチェッキオにある主要な靴工場で働いていたが、サンダルからブーツまであらゆる種類の靴を作るのに十分な知識とスキルをすでに持っていたため、独立して自身で靴を作るようになった。40年代後半には、スティッチャーの専門家である妻のロリ・カンビ夫人と自宅近くに小さな靴工房を開いたが、靴の生産量が増加したため、60年代後半に拡張するなど徐々に存在感を増していき、70年代にはモカシンメーカーとしてイタリアで非常によく知られるようになった。この名声は80年代の初めからイタリアの国境の外に広がりを見せ、世界中で知られるシューズブランドへと成長を遂げた。
"パスクッチ (PASCUCCI)"について
フィレンツェにあるローファー・モカシンが得意なファクトリーブランド"パスクッチ (PASCUCCI)"。あくまでもコンフォートを重視した木型の設計や、クッション入りインソール、返りの良いアウトソール、サケット製法など、そのつくりは毎シーズンごとに進化を果たしている。トレンドを忘れないデザインも人気の理由だ。日本では取扱いのあるセレクトショップや通販サイトにて購入可能、価格帯は2万~3万円ほど。
公式サイト
Design and manufacture of ITALIAN WOMENS SHOES using first choice leathers and materials from Italy
出典:https://pasc.it/