#ボホノマド (BOHONOMAD)ー ブランド図鑑 vol.291

2013年、トルコのマルマリスでスタートしたシューズブランド"ボホノマド (BOHONOMAD)"。今回は、トルコの女性たちによる丹念な手作業により、エコフレンドリーなビーガンロープサンダルを製作している同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by bohonomad_official

2013年、トルコのマルマリスでスタートしたシューズブランド"ボホノマド (BOHONOMAD)"。今回は、トルコの女性たちによる丹念な手作業により、エコフレンドリーなビーガンロープサンダルを製作している同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドの成り立ち

2013年、トルコで人気の観光地の1つであるマルマリスに設立されたシューズブランド"ボホノマド (BOHONOMAD)"。リサイクル可能な素材を採用し、現地の女性達が1点1点手作業でつくり上げた、環境に優しい“ビーガンロープサンダル”を展開している。2013年と2014年に実施された研究開発活動の結果、同社は2015年にマルチブランドの靴店、ブティック、チェーンストア、および一部のデパートを介して小売顧客に最初のコレクションを開始。2021年5月には日本にも初上陸を果たし、今シーズン要チェックのブランドとして注目を浴びている。

"ボホノマド (BOHONOMAD)"について

エコフレンドリーなビーガンロープサンダルを展開する同ブランドのアイテムは、すべてトルコの女性の手作りで、1足ずつ100%手作業で生産されている。また動物性原料を使わず、生産時の有害物質の排除にも徹底して務めている。また、従業員には季節労働によって安定した収入を得るのが困難な現地の女性を採用するなど、環境配慮だけでなく、地域経済にもサステイナビリティをもたらしている。

印象的なロープを用いたサンダルのデザインは、長距離走の能力が高いメキシコ北西部の先住民タラフマラ族の伝統的な靴、「ワラチェ」と呼ばれるネイティブメキシカンの履き物をベースに考案された。サンダルは全てユニセックス仕様で、洗濯機で丸洗いが可能で、清潔感も保てる。素足のような感覚を表現するため、アウトソールに耐久性と弾力性に優れた軽量な天然ゴムを用いている。エコなだけでなく、丈夫かつ軽量で着用時のホールド感も抜群なのも特徴的だ。
商品名には自然の美しい国や地域の名称を採用しており、親指を通すトングタイプの「ハワイ」や、"楽園"と呼ばれるトルコのリゾート地に由来し、ソックスと一緒に履けるタウンユース向けの「ボドルム」、ロープをクロスした「マイコノス」、ロープの中心部分が輪になるようにデザインした「ボラボラ」、マルチカラーの6本のロープを用いた「ケープポイント」など。日本では"ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)"を展開するベネクシーが販売し、5月上旬から「クオリネスト(QUORINEST)」の全店と公式オンラインストア等で購入可能だ。価格帯は9,900円〜1万3200円ほどとなっている。

「CAPE POINT(ケープポイント)」bohonomad_official

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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