1918年、クリストバル・バレンシアガによってスペインで創業されたラグジュアリーファッションブランド"バレンシアガ(BALENCIAGA)"。創業者のバレンシアガ氏は「クチュール界の建築家」とも称されるファッションデザイナーで、立体裁断や完璧な縫製技術によって生み出された斬新で芸術的なスタイルがファッション界に多大な影響を与えた。彼のデザインはスペイン国内で高い評価を受け、王室も顧客となるなど、スペイン・ファッション業界をリードする存在となった。その後スペイン内戦を機にパリへ渡り、1937年、パリのアベニュー・ジョルジュサンク10番地に、現在も旗艦店となっているブティックをオープン。以降はパリの地から卓越したクリエイティブを発信し続けている。現在ではウェアやシューズ、バッグ、アクセサリーなどを幅広く展開しているが、中でもシューズラインでは近年大旋風を巻き起こしたダッドスニーカーの火付け役としても知られている。今回は、そんな同ブランドが2019年8月にオープンした東京・六本木エリア初の直営店「バレンシアガ六本木ヒルズ」をご紹介する。

「バレンシアガ六本木ヒルズ」は、六本木ヒルズの正面口に近いウェストウォーク2階に存在する。2019年8月に、東京・六本木エリア初の直営店としてオープン。メンズとウィメンズのウエアに加え、シューズ、アクセサリー類を展開している。

ストアのほとんどがガラス張りのショーウィンドウに面しており、一見殺伐とした倉庫のような空間に、床一面、鴨の羽色（ブルーグリーン）のカーペットが敷き詰められ、無機質な中にも不思議な温かみを与えている。金属製のラックにネオンカラーの商品が引き立つ、宇宙空間のような、ブランド独特の世界観が素晴らしい。正面とストア奥の壁にはカラフルなシューズがずらりと並ぶ。

話題の「トリプルS」の他「SPEED2.0 スニーカー」などが並ぶ。この靴下のようなスニーカーはテクニカル 3D ニットが使用されており、ウルトラ・アーティキュレート成形による柔軟なソールユニット、人間工学に基づいた10mmのアーチに加え、240gという超軽量で素足に近い感覚が得られるという。見た目だけでなく、機能的なデザインの靴である点も嬉しい。

他にも今シーズンの旬アイテムが並ぶ「バレンシアガ六本木ヒルズ」。
ほとんどが10万円越えのアイテムばかりではありますが、大事な人へのプレゼントを選びに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

バレンシアガ　六本木ヒルズ
住所：東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク2階
電話：03-6863-4600
営業時間：11:00～21:00