1920年、アドルフとルドルフのダスラー兄弟によってドイツで設立されたダスラー兄弟商会から1948年に兄弟それぞれが独立し、別々の歩みを進めてきた世界的なスポーツブランド"アディダス(adidas)"。現在ではスポーツ用品からシューズ、スポーツウェア、ファッションアイテムなど、幅広いジャンルで製造から販売までを手掛けている。2001年には、ストリートスポーツウエアブランド「adidas Originals (アディダス オリジナルス)」をスタートし、1972年から1996年まで「adidas社」のカンパニーロゴだったトレフォイルロゴ(三つ葉のロゴ)をシンボルマークに、アスリートのために開発された復刻商品から、現在のトレンドを反映させた新作モデルやコラボレーション商品まで、幅広いアイテムを展開している。今回は、そんな同ブランドが2020年6月にオープンした「アディダス ブランドコアストア 銀座」をご紹介する。

東京・銀座二丁目、銀座マロニエ通りに面した銀座マロニエビルの1-4階部分が「アディダス ブランドコアストア 銀座」だ。「アディダスブランドコアストア」とは、スポーツカテゴリーからカジュアルスタイルまで幅広い商品、サービスを提供するマルチスポーツブランド「アディダス」として、常に新鮮なスポーツライフの提案、提供を目指す、グローバルコンセプトの直営店のこと。ここ銀座店では1階部分にはメンズ・ウィメンズのスポーツライン、2階はウィメンズ、3階はメンズ、4階にはメンズ・ウィメンズのタウンユースモデが並んでいる。商品数は多くないが、銀座の客層に合わせてセレクトされた商品が並ぶ。コロナ禍ということもあるのだろうが、比較的人が少なく、ゆっくり見て回れるのが良い。

ガラスの壁越しにディスプレイされたシューズ越しに銀座の街並みが見えるのもこのショップならでは。4面のうち2面がガラス張りで、中央に吹き抜けの階段があるため、とても解放感がある。

1階には、メンズ・レディースの新商品や売れ筋商品、タウンユース可能なモデルが並ぶ。入って左の奥にエレベーターが設置されているので、お子さん連れの方でも大丈夫。2階、3階のメンズ・ウィメンズフロアには、スポーツユースのスニーカーの他、ステラ・マッカートニーとのコラボモデルも並んでいる。また、銀座ということで、松竹株式会社とのコラボレーションによる、歌舞伎の演目からインスパイアされたデザインを取り入れた限定Tシャツ3種類も販売。演目『京鹿子娘道成寺』『鞘当 不破』で使われる衣裳の柄をロゴのグラフィックに使用している。

最上階の4階には、「スタンスミス」や「スーパースター」などの厳選モデルがずらり。ビジネスユースできそうな黒の「スタンスミス」や、エッジの効いたアニマル柄がオンされたデザインなど、銀座らしくきらりと光るデザインの靴が並んでいる。

コロナ禍で自宅で仕事する時間が増えた今、気分転換の散歩やショッピングの楽しさが強く感じられる。
銀座を訪れたら、こちらのショップをぜひ訪れてみてほしい！

アディダス ブランドコアストア 銀座
住所：〒104-0061 東京都中央区銀座 2-7-10 銀座マロニエテラス 1F-4F
電話：03-6228-6390
営業時間:10:00-20:00（不定休）