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#アニエスベー銀座RUEDUJOUR ショップ紹介ー#199

1975年、フランス・パリでスタートした、シンプルで機能的なデザインが世界中を魅了するフランスのファッションブランド、"アニエスベー(agnès b.)"。今回は2015年10月、ブランド初のフルラインナップが揃う「アニエスベー銀座 RUE DU JOUR」をご紹介する。

1975年、フランス・パリでスタートした、シンプルで機能的なデザインが世界中を魅了するフランスのファッションブランド、"アニエスベー(agnès b.)"。今回は2015年10月、ブランド初のフルラインナップが揃う「アニエスベー銀座 RUE DU JOUR」をご紹介する。

目次

今年でブランド45周年を迎えるフレンチカジュアルブランド"アニエスベー(agnès b.)"

シンプルで機能的なデザインが世界中を魅了するフランスのファッションブランド、"アニエスベー(agnès b.)"。デザイナーのアニエス・トゥルブレ (ブランド名となる"アニエスベー"は、最初の夫であったブルゴワ姓の頭文字から取られている)は、雑誌『ELLE』のファッションエディターとして活躍しながら多くの名メゾンのフリーランス・デザイナーとしても活動し、1975年ついに自身の名を冠したブランドを立ち上げる。同時にフランス・パリのレ・アール地区に念願のブティックをオープン。シンプルなのに強い印象を残すデザインが人気を博し、ブランドのアイコンともいえる「カーディガン・プレッション」はパールボタン付きの綿メルトンのカーディガンで、ボーダーTシャツとともに、日本でも爆発的なヒットとなった。日本への上陸は1984年で、今回はブランド誕生40周年を迎えた2015年10月に銀座にオープンした「アニエスベー銀座RUE DU JOUR」をご紹介する。

「black and off white striped jumper」photo by agnesb_officiel

出典:https//www.instagram.com

「アニエスベー」初のフルラインが揃う路面店「アニエスベー銀座RUE DU JOUR」

2015年10月、ブランド誕生40周年の年にオープンした同ショップは、ブランドのフルラインナップが揃う初の路面店。レディースの"アニエスべー ファム"、メンズの"アニエスべー オム"、キッズの"アニエスべー アンファン"、シスターラインの"トゥービー バイ アニエスベー"、バッグの"アニエスベー ボヤージュ"という幅広いラインを、このショップだけで全て見ることができる。さらに、スポーティなカジュアルウェア"スポーツベー(SPORT B.)"と、世界各国から集められたインテリアグッズ "ラ メゾン スール ロー(LA MAISON SUR L'EAU)"の2つのラインも日本初上陸を果たしている。

ショップ名の「RUE DU JOUR」は、1975年にオープンしたパリ1号店のある「ジュール通り(Rue du Jour)」から名付けられており、松屋銀座マロニエ通り館の1階から3階までの3フロアで展開されている日本最大の路面ショップ。白を基調とする透明性のある内装にフランス映画のポスターなどがプリントされており、フランスに来たかのような高揚感を味わうことができる。また1階にはコーヒー専門店「オブスキュラコーヒーロースターズ(OBSCURA COFFEE ROASTERS)」 が監修するカフェ「ル カフェ デュ ジュール(le café du jour)」が併設されており、オリジナルブレンドコーヒーなどを提供してくれる。まるでフランスに来たかのような雰囲気の中で味わうカフェもまた格別である。

「le cafe du jour(ル カフェ デュ ジュール)」photo by Shoes-box

出典:https//www.instagram.com

店内は幅広い年齢層の男女が訪れており、流行にとらわれない、シンプルで機能的なデザインが特徴だけあって、何年たっても変わらぬ魅力を楽しむことができ、世代を問わず人気のブランドであることもうなずける。このブランドは洋服もさることながらシューズデザインも秀逸で、エッジの効いた、しかし履くと不思議にしっくりと来るもの、シンプルながら"アニエス"らしさが光るものなど、優れたデザインが他の機能的にもしっかりとした靴メーカー、例えば"スプリングコート"や"CLAE"、"Ector"などと協業で製作されたものが多い。履き心地がよく、スタイルもある。

「KB77 CHAUSSEURES Spring Court スニーカー」photo by Shoes-box

出典:https//www.instagram.com

ショップは1階にカフェスペースとレディースラインが。ポップでカラフルな、まるでイラストから抜け出したような洋服の足元に、さりげなく置かれているシューズ達。こちらは"スプリングコート"とのコラボレーションで、キャンバス地のアッパーに、アーティストの作品がプリントされたハイカットスニーカー。シンプルな服に合わせて、小説の挿絵から飛び出したようなタコのイラストが際立ち、足元のアクセントに。

「KJ06 CHAUSSURES Spring Court スニーカー」photo by Shoes-box

出典:https//www.instagram.com

こちらは"スプリングコート"の人気モデルにシーズナルなチェック柄をオンしたハイカットスニーカー。キャンバス地のアッパーに、シーズン感たっぷりのタータンチェック柄が入っている。どれもありそうでなかった、アニエスならではのデザインだ。

「CAD4 CHAUSSURES Spring Court スニーカー」photo by Shoes-box

出典:https//www.instagram.com

かわいい矢印に沿って階段を上がると、バッグとレディスシスターラインが並ぶ2階フロアだ。3階にはメンズ、キッズ、インテリア雑貨を配置。フルラインナップが揃うだけあって、品数も豊富だ。

「アニエスベー銀座RUE DU JOUR」photo by Shoes-box

出典:https//www.instagram.com

特筆すべきは、アニエスベーフランス本社のCEOであり、Tara Océan財団共同創設者兼会長であるエティエンヌ・ブルゴワが、アニエスベーと共に支援しているプロジェクト「科学探査船タラ号プロジェクト」に因んで作られたスニーカーも。このスニーカーは、2013年から2019年まで、タラ号の科学探査を支え130,000 Km を航海したメインセイル(主帆)をリサイクルし、150足限定で製作されたもののコレクターズ・エディションだ。

「タラ号スニーカー」photo by Shoes-box

出典:https//www.instagram.com

その他、服に合わせて様々な靴がディスプレイされている。こちらは6本のペットボトルが1足のシューズに生まれ変わる、Ector(エクター)のスニーカー。このフランス生まれのエココンシャスなブランドと、日頃から環境問題に積極的に取り組むアニエスベーのスペシャルコラボレーションが実現。アッパーに6本のペットボトルをポリエステルの糸にリサイクルして編みこみ、アウトソールに30%のリサイクルラバーを使用したサステナブルなニットスニーカーだ。フランスらしくトリコロールカラーがかかと部分に入っており、ポイントとなっている。

「KH52 CHAUSSURES ECTOR スニーカー」photo by Shoes-box

出典:https//www.instagram.com

他にも大型デジタルサイネージを活用し、後姿を確認できるフィッティングサービスなど、様々な試みが詰まった「アニエスベー銀座RUE DU JOUR」。銀座へ行った際にはぜひ立ち寄ってみていただきたい!

ショップ情報

アニエスベー Rue du Jour
住所:東京都中央区銀座 3-7-1 松屋銀座マロニエ通り館
電話:03-3535-8660
営業時間:10:00-20:00

アニエスベー公式ホームページ&オンラインショップ

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