#パナフリカ (Panafrica)ー ブランド図鑑 vol.212

2015年、ユーグとビュルフランの幼馴染2人がフランスにてスタートしたシューズブランド”パナフリカ(Panafrica)”。今回は、鮮やかなカラーや柄のアフリカ布を使い、地球に優しいフェアトレードシューズを作ることに力を注いでいる同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by panafrica_shoes

2015年、ユーグとビュルフランの幼馴染2人がフランスにてスタートしたシューズブランド”パナフリカ(Panafrica)”。今回は、鮮やかなカラーや柄のアフリカ布を使い、地球に優しいフェアトレードシューズを作ることに力を注いでいる同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2015年、フランスにてスタートしたシューズブランド”パナフリカ(Panafrica)”。創業者は、幼馴染のユーグ(Hugues)氏とビュルフラン(Vulfran)氏の2人で、仕事で数年間西アフリカに住んでいたユーグ氏が一時帰国した際、お土産にワックスプリントのアフリカ布をビュルフラン氏に持って行ったところ、その布で靴を作ったら面白いのではと意気投合し、わずか数か月後にブランドを立ち上げたという。アフリカ布市場は、中国の安い模造品が出回りガーナやコートジボワール、コンゴなどの工場が次々と閉鎖されていた。安価な大量生産・大量消費社会のサイクルにより、厳しい立場と置かれたアフリカ地域経済の復興を願い、その一端を担うため生地を全て西アフリカから買い付け、靴の縫製は、良好な労働環境として世界労働団体(ILO)から認証を受けている。

”パナフリカ(Panafrica)”について

「商品づくりに関わる全ての人々の社会的・経済的な立場を尊重し、環境に配慮したプロジェクトを成長させること」をコンセプトとするシューズブランド”パナフリカ(Panafrica)”。アフリカ伝統の柄を採用したアフリカ布を使い、アフリカ大陸内にて労働者の権利を尊重した方法でスニーカーを生産している。また、”Walk for school”というプログラムを立ち上げ、売り上げの一部をアフリカの教育支援団体や学校への寄付や支援に役立てている。さらに、西アフリカに位置する共和制国家 ブリキナファソのオーガニックコットンや、リサイクルポリエステルを使った製品を製作するなど、環境にも配慮したものづくりを進めており、クリーンで友好的なブランド姿勢は世界的にも注目を集めている。日本では通販サイトなどでの購入が可能だ。価格は約1万円~2万円台である。

「ザンジバル」photo by panafrica_shoes

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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