「Tokyoから世界へ、洗練された本質だけを発信し続ける」をコンセプトに、世界中のファッショニスタに向けた、より高感度なシューズを展開するABC-MARTのメンズ向けシューズセレクトショップ「ビリーズ エンター」。ABC-MARTが誇る世界中のシューズラインナップを"Tokyo"目線で切り取った、人気スニーカーのナショナルブランドの定番から、"VAULT"などの限定モデルまで、セレクトセンスが光るショップとなっている。今回は、2014年4月に1号店としてオープンした「ビリーズエンター 渋谷店」をご紹介する。

「ビリーズエンター 渋谷店」は、明治通り沿いの神宮前6丁目に存在する。原宿・キャットストリートからもほど近いこのショップは、ABC-MARTのメンズ向け新規事業「ビリーズ エンター」1号店として、2014年4月にオープンした。2階建てのショップの外観は明るいブルーとホワイトの木目調で、ショーウィンドウからよく見える店内には、"男の隠れ家"っぽい、西海岸風のインテリアの中にカラフルなシューズがセンス良く並べられている。

ラインナップは、ABC-MARTが誇る"VANS（バンズ）"をはじめ"NIKE（ナイキ）"や"New Balance（ニューバランス）"などのナショナルブランドからハイブランドまで、選りすぐりのアイテムが所狭しと並んでいる。1階には、ジャンルを問わずセレクトしたトレンドシューズがずらり。

2階では、取り扱い店舗が限定されているファッションライン"VANS VAULT（バンズ ボルト）"や"VANS"のシューズ・アパレル類が並んでおり、ストリート感のあるスタイルを提案している。他のセレクトショップでも取扱いはあるが、ラインナップも含め、そのセンスはビリーズならでは。

スケートシューズはストリート感が強く敬遠していたが、こんな程よくパンチの効いたブラックのスニーカーも。カジュアルな装いが許されるビジネスユースにとおススメいただいた。「PRO SKATE」ラインより、ベーシックモデルをスケートボード仕様にアップデートした“PRO CLASSIC”シリーズ「OLD SKOOL PRO」だ。1978年にサイドのサーフラインを象徴するデザインとして登場した、通称「JAZZ」とも呼ばれるラインだ。

このシリーズはご覧の通り、分厚いクッションが効いているので、訪問の日など、長い距離を歩くときに疲れにくくて良い。半面、やや蒸れやすいという感じはあるが、パンツにジャケットのようなカジュアルなスタイルにもしっくり馴染む。しかもお値段が1万円前後と嬉しい価格帯。

ビジネス用の黒いスニーカーとしてのチョイスでは、「スタンスミス」や"ニューバランス"などのチョイスが多く見られるが、ブランドロゴが主張されすぎたものは、やはりちょっと控えたいもの。かと言ってレザースニーカーを購入しようとすると、デザインや機能に拘りたくなり、価格から言っても気軽に購入するわけにいかず、なかなか購入できずにいる方も多いのでは。その点、"VANS"という選択肢はなかなか賢いかもしれない。ストリートのイメージが強いため、なかなか候補に上がりにくいが、コスパ的にもデザイン的にも抜群にいい。

店員さんも丁寧に要望を聞き、提案してくれるため、実に居心地の良い買物を楽しむことができる。見ていると、常連さんらしき男性が、平日の昼間に1人、また1人とふらり姿を現し、店員さんと親し気に会話を交わしていた。ネットでも購入できる昨今ではあるが、居心地の良い空間と店員さんとのコミュニケーションは何ものにも欠かせないのだろう。

そんな「ビリーズエンター 渋谷店」、近くを訪れた際にはぜひ訪れていただきたい！

BILLY’S ENT TOKYO SHIBUYA(ビリーズ エンター 渋谷店)
住所：〒 150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-23-7
電話：03-5466-2432
営業時間：11:00 – 20:00