様々な形式の専門店を展開するリーガルコーポレーション
1961年、日本製靴株式会社とアメリカのシューズメーカー・ブラウン社が契約を締結したことで、日本のシューズブランドとしての製造を開始したシューズブランド "リーガル(REGAL)"。日本製の革靴で、日本人の足型に合った木型と快適性、そして洗練されたデザイン。これらの理由で国内でも絶大な人気を誇る同ブランドだが、そのラインナップは多岐にわたる。同ブランドでは幅広いラインナップをテイストごとにわかりやすく展開するため、「リーガルシューズ(REGAL SHOES)」「リーガルシューズ エーケイエー(REGAL SHOES a.k.a.)」「リーガル(REGAL)」の、主に3種類の形式の専門店を展開している。
定番シューズから新作までを幅広く取りそろえ、"リーガル"、"シェットランドフォックス"といったブランドを中心に、メンズ・レディースのシューズや革小物、ケアアイテムなどを販売する「リーガルシューズ(REGAL SHOES)」、"リーガル"、"ナチュラライザー"などを中心に、レディースシューズや小物などを販売する「リーガルシューズ エーケイエー」、そして"リーガル"の世界をより深く追求し、ビジネスシューズに特化した店舗や、リーガルが提案するカジュアルの世界を追求したショップなど、各ショップごとの個性を反映した品揃えを楽しむことができる「リーガル」である。
今回は、2010年10月にオープンし、伝統とモダンという2つの言葉をコンセプトにした商品を提案しているコンセプトストア「リーガル シュー&カンパニー(REGAL Shoe&Co.)」をご紹介する。
伝統とモダンをコンセプトにした「リーガル シュー&カンパニー(REGAL Shoe&Co.)」
「若者にリーガルのヘリテージ(遺産)を伝えていく」ことを目的したプロジェクトの一環でオープンした「リーガル シュー&カンパニー(REGAL Shoe&Co.)」は、渋谷・神宮通りを登り切る手前のファイヤー通りに位置する、小ぢんまりとした、拘りの詰まったショップである。
レザーシューズに移行しつつある 20~30代のスニーカーカルチャーの中で育った層をターゲットとしており、日本発のスタンダードとしてカジュアルスタイルにレザーシューズを合わせるコーディネート」を提案している。
ショップ外観は、いかにもオールドアメリカンな雰囲気のあるつくりとなっており、コンクリートの壁に描かれたリーガルのロゴマークに木製の大きなショーウィンドウが渋谷の街に溶け込みながらもひときわ存在感を放っている。「アンティークとモダンさを融合しつつ、シンプルに仕上げた」という店内は、入口を入った左手に昔の美容院で使っていたような革製の椅子、ショップ中央にある試着用のソファもチェック柄が可愛い。壁にはネオンのロゴが輝き、映画の中の世界にいるよう。非常に渋谷らしい、雰囲気のある空間だ。
靴のラインナップはそう多くはないが、厳選されたものばかりが並んでいる。「リーガル シュー&カンパニー」をはじめ、「BEDWIN & THE HEARTBREAKERS」、「GLAD HAND」とのダブルネームコレクションなどが展開されている。
昔懐かしい「サドルオックスフォード」。「サドル」とは馬の鞍を意味しており、靴中央の革色のコンビネーションがサドルを連想させることから一般的に「サドルシューズ」と呼ばれているそう。
また、装飾を一切施さず、一枚革を贅沢に使ったデザインが特徴のスリッポンなど、フォーマルながらもハズシの効いたデザインのシューズが並ぶ。
若者が流行を発信する街・渋谷。
そこに、"リーガル"が存在する意味を改めて考えさせられた。
クラシックをベースに「現代」に寄り添う"REGAL Shoe & Co."の靴は、同ブランドの歴史に挑戦し続ける、唯一無二の存在である。
渋谷を訪れたら、そんなシューズを見に、是非とも立ち寄ってみていただきたい!
ショップ情報
REGAL Shoe & Co.
住所:〒150-0041 渋谷区神南1-9-4NCビル101
電話:03-5459-3135
営業時間:11:00-20:00(月曜定休)
REGAL Shoe & Co.公式ホームページ&オンラインショップ
REGAL、SHETLANDFOX、KENFORD、Beaufit、Clarks、POLO RALPH LAURENなど、リーガルコーポレーションが扱う様々なブランド情報、ショップ情報をお届けします。最新のおすすめアイテムやお手入れ方法など、靴に関するお役立ちコンテンツも充実。
出典:https://base.regal.co.jp/shop/regal-shoe-and-co/