1999年、マット・フォンタナ(Matt Fontana)氏によって、アメリカ・ニューヨークで設立されたストリートウェア・スニーカーブランド"エーライフ(Alife)"。ブランドのコンセプトを”Alife for Your Life”とし、大人のストリートファッションを提案する目的で、ニューヨーク・ソーホーにてスニーカーのセレクトショップをオープンしたのが始まりだ。”Alife”のブランド名は”Artificial Life”を縮めたもので、「クリエイティブなこと・モノを取り入れる」という意味がこめられている。1999年ニューヨークのオーチャード・ストリートで事務所を兼ねた店舗を開いたのが最初であるが、2001年にはロウアー・イースト・サイドに系列店の「Alife Rivington Club」も開店させる。このお店は見つけにくい場所にあり、入り口もわかりづらい店舗で、希少性の高いスニーカーを販売し、売り切れても同じものは仕入れないという独特の販売形態を持つ。2001年には、マンハッタンのローワーイーストサイドにハイクオリティなスニーカーを提供するストア「A.R.C.(ALIFE RIVINGTON CLUB)」をオープン。"NIKE"をはじめ、"PUMA"、"REEBOK"、"ASICS"、そして"adidas"など、名だたるブランドとの限定モデルを展開している。2019年にはブランド創立20周年を記念し、"ADIDAS CONSORTIUM"とのコラボレーションがリリースされ、大きな話題を呼んだ。中でも”LEVI’S”との共同ブランドは、同社150年以上の歴史の中でも初めての事例だという。アメリカ国外では、2005年10月にカナダ・バンクーバーに店舗を開店したほか、2007年には日本の原宿にアンテナショップを開店した。

シンプルなデザインと配色が人気の"エーライフ(Alife)"は、クリエイティブディレクターのマット・フォンタナ(Matt Fontana)氏を中心とした5人が、”ALIFE NYC”のデザインチームとしてスタート。「大人がファッションの"外し"として履けること」をコンセプトに、オリジナルスニーカーブランド「ALIFEFOOTWEAR(エーライフフットウェア)」を立ち上げた。アパレルブランドの枠に囚われない数々の試みを展開し、ストリートカルチャーを牽引。類い稀なデザインと他を圧倒するクオリティで、世界中のスニーカーフリークから一目置かれる存在である。