#レッド・ウィング・シュー・ストア大阪ランバーカンパニー ショップ紹介ー#143

1905年、アメリカ・ミネソタ州で創業したワークブーツブランド"レッド・ウィング(RED WING)"。今回は、2015年3月、国内2店舗目の直営店として大阪・南船場にオープンした「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」をご紹介する。

出典元:photo by redwingheritage_jp

1905年、アメリカ・ミネソタ州で創業したワークブーツブランド"レッド・ウィング(RED WING)"。今回は、2015年3月、国内2店舗目の直営店として大阪・南船場にオープンした「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」をご紹介する。

目次

創業以来、変わらぬ品質とクラフトマンシップを誇る"レッド・ウィング(RED WING)"

1905年、アメリカ・ミネソタ州で創業したワークブーツブランド"レッド・ウィング(RED WING)"。100年超の歴史の中で数々の名作ブーツを世に送り出し、その卓越したクラフトマンシップに基づくクオリティは創業以来変わらず、世界中のファンから愛され続けている。同ブランドならではのこだわりは大きく2つ。1つ目は、世界でも珍しい自社タンナリー(革なめし工場)を所有していること。ベストな靴をつくるためのベストな素材を自らつくるという、レッド・ウィング社ならではのこだわりがある。

「The S. B. Foot Tannery」photo by redwingheritage

出典:https//www.instagram.com

2つ目は、創業当時の伝統を受け継ぐ工場にある。創業時の工場の近くに建てられた現在の主要工場では、はるか昔に製造が終了した数多くの古い機械が、今でも日々使われている。

「ヒールを釘で靴に取り付ける機械」redwingheritage_jp

出典:https//www.instagram.com

100年以上前のヒール用釘打ち機や、製造工程に不可欠な70~80年前のピューリタン・ミシンなどを日々安全に使うために、専門のメカニックのチームがメンテナンスすることで、昔から変わらない靴づくりを続けている。

「Red Wing Plant 1」photo by redwingheritage

出典:https//www.instagram.com

さらにそこでは何世代にもわたりレッド・ウィング社の工場で働く職人も多く、"レッド・ウィング"ならではの伝統と技が脈々と受け継がれている。こうした設備と伝統の職人技によって、現在でも当時と変わらない質の高いワークブーツを作り続けている。今回は、そんな卓越したクラフトマンシップを本国の雰囲気を感じることができる「レッド・ウィング・シュー・ストア大阪ランバーカンパニーLUMBER CO.」をご紹介する。

ブランドの世界観を堪能できる国内2号店「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」

2014年3月、東京青山店に次いで国内2店舗目の直営店として大阪・南船場にオープンした「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」は、御堂筋線 心斎橋駅から徒歩7分ほどのところに存在する。日本では2020年現在、3店舗しか存在しない"レッド・ウィング"の直営店。ここ大阪店は東京以西で唯一の直営店である。そして、南船場というエリアは、洋服屋もさることながら、パラブーツの直営店もオープンするなど、大阪のシューズタウンとしても知られている街だ。そんなエリアにオープンした「ランバーカンパニー」。その店名は、店舗建物が昭和20年代に建てられた材木店を改装してお店にしていることに由来しており、入口から店内に入ってすぐの天井の高いレンガ造りのエリアはもともと材木置き場だったところで、今でも古い木材が立てかけられ、当時の面影が偲ばれる作りとなっている。

「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」photo by redwingheritage_jp

出典:https//www.instagram.com

店内を入ると、しっかりと履きこまれたアイリッシュセッターをはじめ、ワークオックスフォードなど永遠の定番たちがずらりと並んでいる。ラインナップは東京青山店と同様に、ワイズセレクトや限定モデルの販売など、直営店だけのサービスも充実しており、こちらでもレッド・ウィングのブランド背景を感じられるディスプレイがなされ、その伝統とクラフトマンシップを肌で感じることができる。

「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」photo by redwingheritage_jp

出典:https//www.instagram.com

店内の雰囲気に合わせ、調度品も古いアメリカのものを探してきている同店。中でも存在感を放つのが、アメリカのヴィンテージの底付け用ミシン「LANDIS K」だ。こちらは加熱オイル付きアウトスティッチャーで、現在も現役で使われているマシン。これらのディスプレイがレッド・ウィングの重厚な世界観を演出している。

Instagram

出典:https//www.instagram.com

大阪店でも、ゆったりとした革張りのソファに腰かけながら、熟練のスタッフが間違いのないブーツ選びを丁寧にサポートしてくれる。こちらには、幻とも言われる「半円犬タグアイリッシュセッター」も販売されており、ファンには堪らない魅力を放つ。もともとハンティングブーツとして作られたため、猟犬であるアイリッシュセッターがモデル名の由来となり、ロゴとなっている。"レッド・ウィング"のブーツは履く人の用途、必要な機能を考え抜かれてデザインされているため、ブランド創設から110年以上を経た今でも変わることがないのだとか。

「半円犬タグ875」photo by redwing_reborn

出典:https//www.instagram.com

奥行きのある店内。その中ほどにはリペアコーナーがあり、実際にソールのサンプルを見ながら、カスタムなどの相談もすることができる。

「リペアコーナー」photo by Red Wing Japan

出典:https//www.facebook.com

商品ラインナップだけでなく、古い建物ならではの特徴も楽しむことができる「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」。靴を選びながらその佇まいを感じに立ち寄ってみてはいかがだろうか。

「レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪 ランバーカンパニー」photo by redwingheritage_jp

出典:https//www.instagram.com

ショップ情報

レッド・ウィング・シュー・ストア 大阪ランバーカンパニーLUMBER CO.
住所:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-10-22
電話:06-6224-0520
営業時間:12:00~20:00(水曜定休 / 但し祝日の場合は営業)

公式ホームページ

オンラインショップ

この記事を読んだ人におすすめの記事

    合わせて読みたい