#アールエフダブリュー (RFW) ーブランド図鑑 vol.170

1998年、デザイナー鹿子木隆氏によってスタートしたシューズブランド "アールエフダブリュー(RFW)"。今回は、シンプルかつベーシックでありながら、独自のカッティングが光るデザインが特徴的な同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by rfwtokyo

1998年、デザイナー鹿子木隆氏によってスタートしたシューズブランド "アールエフダブリュー(RFW)"。今回は、シンプルかつベーシックでありながら、独自のカッティングが光るデザインが特徴的な同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

シンプルかつエッジの効いたデザインで幅広い年齢層に支持されている日本のシューズブランド"アールエフダブリュー(RFW)"は、1998年、デザイナーの鹿子木隆(Takashi Kanokogi)氏によって誕生した。鹿子木氏は大学卒業後に渡英し、靴の専門学校の名門 コードウェイナーズ・カレッジに入学する。在学中に出会ったロンドンのシューデザイナー、木村大太氏と出会い、"GEORGE COX(ジョージ コックス)"に連れて行ってもらった際に、そこで作ったサンプルがシューインポーター、ジャック・オブ・オール・トレーズ氏の目にとまり、1998年、日本で"リズム"というブランド名でデビューすることとなる。2001年にブランド名を"リズム フット ウェア"に改名し、2008年にドレスライン「ナイブスアンドケチャップス(Knives and Ketchups)」を発表した。その後2010年に鞄や小物を中心とした"ラッド(RAD)"を発表、2012年には"リズム フット ウェア"、ブーツコレクション"RFW"、バッグコレクション"ラッド"を統合し、その頭文字を取った「RFW」を発表した。

"アールエフダブリュー(RFW)"について

「生活にはリズムが必要だ」とい考え方から、"RHYTHM(リズム)"というブランド名でスタートした"アールエフダブリュー(RFW)"。なんの変哲もない毎日に潤いを与える、心地よく響くリズム。そこにコミットしようと考え、日々使うものであるスニーカー作りを選んだ。2012年にはブランド統合を行い"RFW"となるが、そのスニーカーデザインにあたっては、創業時のコンセプトに加え「クラシックに連なるデザインを創りたい」という思いがあり、シンプルかつベーシックなフォルムを採用している。そこにカッティングによるエッジを効かせ、甲の立ち上がりはフラットだが、そこから思い切った傾斜がをつけ、それぞれの角度に最適なパターンを引き、フィット感を高める工夫を行っている。シューレースも部位ごとに絞められるため、甲が高い人も低い人も合わせることができる。

同ブランドのベストセラーであり、今もロングセラーを更新している人気モデル「SANDWICH(サンドイッチ)」は、アッパーのパターンが分かれて構成されており、足全体を包み込むようにホールドしてくれるのが特徴で、"包み込む"というイメージから「サンドイッチ」という名前が付けられている。また、斬新なミドルカット丈を生んだ「BAGEL(ベーグル」」や「SWIFT(スイフト)」も見逃せない。クッション性を追求してたどり着いたハニカム構造のラバーソールも"アールエフダブリュー(RFW)"を象徴するものである。

「SANDWICH FOLIO-LO DENIM」photo by rfwtokyo

出典:https//www.instagram.com

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