武骨でオトコ心をくすぐる、メンズシューズ専門ブランド "フープディドゥ(whoop-de-doo)"
1985年、渋谷の靴店のオーナーである加藤冨士逸氏によって立ち上げられた日本のメンズフットウェアブランド "フープディドゥ(whoop-de-doo)"。東京・蒲田の靴専門店に生まれた加藤氏は、1970年代に渋谷・公園通りにショップをオープンし、感度の高い若者や芸能人に支持されていたが、「レディースと比べ、メンズにかっこいい靴が市場に少ない」ことに気づき、オリジナルブランドの創立を決意。当時では珍しかったメンズシューズの専門ブランドとして"フープディドゥ(whoop-de-doo)"を誕生させた。ブランド名は英語で「楽しくやろうぜ!馬鹿騒ぎ」という意味で、創立以来、一貫して「“概念の破壊”=定番をぶち壊し、無の状態からその時代にあったマインドや考え、テクニックを靴にすること」をテーマとしている。歌舞伎の隈取のようなロゴがトレードマークで、日本の"モノづくり"を象徴するように、革の開発から職人による木型の造り込みに始まり、徹底的な染色・なめし・仕上げの繰り返しにより、独特の雰囲気を生み出している。今回は、そんな同ブランドが2015年2月にオープンした「フープディドゥ原宿店」をご紹介する。
五感全てで楽むことができるショップ「フープディドゥ原宿店」
原宿は竹下口のほど近く、「ニューバランス原宿」と「ムラサキスポーツ原宿明治通り店」の間を入り、「アトモス原宿店」を過ぎた右手に、「フープディドゥ原宿店」がある。店内はインダストリアルな什器に囲まれた、武骨でオトコ心をくすぐる雰囲気。床板の質感、靴音、革の香りが漂う、五感全てで楽むことができるショップだ。
照明の雰囲気からディスプレイまで凝りに凝らされたつくりで、迎える人を、否応なく"フープディドゥ"の世界観へと誘い、このインテリアを背景にすることで、シューズの持つ魅力がいっそう引き立っている。ビジネスからカジュアルまで、「ひとひねり」あるお洒落なデザインのシューズが並び、「これはツボ!」というようなシューズが見つかるお店だ。
例えば、5cmのヒールが足元をスッキリとした印象に見せてくれるヒールアップリングブーツ。細身のラウンドトゥの木型を使用し、伝統的なマッケイ製法で作られているため返りも良い、純国産品。材料も全て国内から手配されており、しっとりとしてきめの細かい牛革をアッパーに使用している。同ブランドが得意とする、外しの効いたヒールアップブーツで、細身のスキニーパンツやモノトーンスタイルにおススメとのこと。なお、リングベルトはスナップボタンになっており、着脱の時に外せる、嬉しい仕様。価格帯も3万円台と、非常に高いコストパフォーマンスである。
またこちらはブラックのレザーメッシュスニーカー。革を手作業で編んでおり、とても手間がかかるため、職人泣かせの一足とのこと。ネイビーは後染め加工で陰影を付け、深みのある仕上がりとなっている。かかとに芯が入っていないクラッシュタイプで、ロールアップやハーフパンツに合わせて足元に季節感を出すのがオススメだ。天然皮革を使用しているため、1足ごとに、また左右で革の状態が異なり、味わい深いものに。カラーはブラック、ブラックコンビ、ネイビー、ホワイトの4色展開で、価格は2万円台だ。
カジュアルだけでなく、ちょっと粋なモカシンにも目を引かれた。アッパーにスエードを挟み込んだ珍しいデザインで、流行の異素材コンビシューズである。太めのステッチがデザイン性を高め、ビズスタイルやスキニーパンツ等とコーディネートしたモードスタイルまで幅広いコーディネートが可能だ。価格は何と1万円台!
他にもレザーサンダルなど、価格もさることながら、デザインが心に「買い」だと訴えかけてくるシューズが満載の「フープディドゥ原宿店」。今すぐショップへ、、と行きたいところであるが、まずは公式通販サイトで新作をチェックしてみてほしい!
ショップ情報
フープディドゥ原宿店
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目22-6
電話:03-6434-9011
営業時間:11:00~20:00
公式サイト
whoop-de-doo/フープディドゥの公式通販サイトです。 1987年に誕生した日本のシューズブランド。ドレスシューズ、カジュアルシューズをはじめ、スニーカーやブーツ、サンダルまで様々なシーンに対応できるアイテムを展開しています。
出典:https://www.whoop-de-doo.com/