イタリア発のシューズブランド"マドラス(madras)"は、1946年にバレンチノ・ピコロットによって創立された。日本へは、1965年にバレンチノ・マドラス社と日本の亜細亜製靴の技術提携により上陸し、イタリアで培われたクラフトマンシップと、日本の職人による熟練の技術を融合した、シャープでエレガントなシルエットながら、日本人の足にフィットするシューズを展開している。ブランド名は、ブランド初期の手縫いシューズに使用していた生地「キッド（仔山羊の皮のことで、薄く柔らかくきめが細やか）」の原産地、インド・マドラス地方に由来している。また、ブランドロゴであるライオンマークは、ブランド誕生の地であるベネチアのシンボル「Leone Alato」(羽根の生えたライオン)を基に製作しており、ブランドや商品が世界へ浸透していくことを願い、地球儀を加えたデザインとなった。今回は、そんな同ブランドのレディースオンリーショップ「マドラスレディスセレクション 八重洲店」をご紹介する。

都会派の女性へ、高品質で洗練されたシューズを提供してくれるマドラス初のレディスブランドのオンリーショップ「マドラスレディスセレクション 八重洲店」は、東京駅 八重洲地下街の南口通りに面した「マドラスメンズセレクション」の隣に位置している。店内は白を基調としたモダンなつくりになっており、定番からカラフルなパンプスまで、幅広く豊富に展開されている。

同ブランドのシューズは時代の流行やデザイナーが収集したデータを基にした数百枚のスケッチから試作品を製作し、ミリ単位のチェックが繰り返し行って完成する。アッパーの素材には、マドラス独自の基準をクリアした高品質のものを使用するなど、妥協なきものづくりの姿勢を貫いている。さらに機能面においても、人間工学に根ざした先進的な靴づくりを追求しており、防カビや撥水加工、歩行時の負担を軽減する木型など、その時代に合った新機能の開発も行っている。

足元をエレガントに演出する、革と仕立てに拘った本格派のマニッシュシューズやパンプス。1足持っておけばあらゆるシーンで活躍できそうなシューズが揃う「マドラスレディスセレクション 八重洲店」。リペアや靴磨きも取り扱っているため、末永くお付き合いすることができる。

直営店ながら、豊富な品ぞろえと立ち寄りやすい立地・雰囲気。
八重洲地下街を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみていただきたい！

マドラスレディスセレクション 八重洲店
住所　〒104-0028　東京都中央区八重洲2-1地下街南1号
電話　03-3274-6891
営業時間　10:00～20:00（元日のみ休業）