#ウォークオーバー (Walk-Over) ーブランド図鑑 vol.129

1899年にスタートした、古き良きアメリカのスタンダードを提案する、イタリアのシューズブランド"ウォークオーバー(Walk-Over)"。今回は、往年のアメリカンスタイルをしっかりと受け継ぎ、現代のファッションにも合うようモダナイズされた同ブランドをご紹介する。

出典元:@walkovershoes

1899年にスタートした、古き良きアメリカのスタンダードを提案する、イタリアのシューズブランド"ウォークオーバー(Walk-Over)"。今回は、往年のアメリカンスタイルをしっかりと受け継ぎ、現代のファッションにも合うようモダナイズされた同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

1758年に靴作りを開始したキース社が、1899年にスタートしたシューズブランド"ウォークオーバー(Walk-Over)"。アメリカンカジュアルの象徴的シューズブランドとして、確固たる地位を得ていた。
日本では70年代後半に初めて輸入され、当時はアメリカンシューズとして"レッドウィング"や
"トップサイダー"などとともにシンボル的なブランドとして確立したが、1990年代半ばには、アメリカンスタイルの衰退により、"ウォークオーバー"ブランドを閉鎖。一旦その歴史に幕を閉じたが、2010年に伊ASAP社が商標権を取得することで復活劇を果たすこととなる。デザイナーにはアメリカのマーク・マックネイリーが迎えられ、往年のブリックソールで伝説的なアメリカントラディショナルシューズ「ウォークオーバー」がMade in USAで蘇った。

"ウォークオーバー(Walk-Over)"について

アメリカントラッドシューズの象徴とも言われる"ウォークオーバー"。同ブランドの特徴の1つにレンガ色のソールがある。当時のテニスコートの多くはレンガ色の赤土コート(アンツーカーコート)であったことから、赤土の汚れが目立たないレンガ色のソールのテニスシューズが広まり、"ウォークオーバー"はこれをヒントにレンガ色のソールを開発。そのため"ウォークオーバー"のソールは、アンツーカーソールとも呼ばれていた。1970年代後半からは日本にも輸入され、"コールハーン(Cole Haan)"とのコラボレーションで大きな話題を呼んだ。1980年代には春夏の定番シューズにまでなった"ウォークオーバー"であったが、1990年代の半ばになると、流行の変化とアメリカンスタイルの衰退により、ブランド・工場ともに閉鎖に追い込まれることとなる。
その後2010年、イタリアのASAP社がWALK-OVERの商標権を取得し、デザイナーには伝統的なアイビー・スタイルのブランド"J.プレス(J.Press)"も手掛けるマーク・マックネイリーが迎えられた。往年のブリックソールで伝説的なアメリカントラディショナルシューズ"ウォークオーバー"が以前と同じMade in USAで蘇り、現代のファッションにも合うようモダナイズされたスタイルに、今あらためて注目が集まっている。

"Haverford"

出典:https//www.instagram.com

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