アメリカのランニングシューズブランド"ブルックス(BROOKS)"は1914年、ジョン・ブルックス・ゴールデンバーグにより革製のバスシューズ(プールや海水浴用シューズ)とバレエシューズの製造を行うブランドとして、ペンシルバニア州フィラデルフィアに設立された。100年超の歴史を持ち、1970年代には世界初のEVAソールを使ったシューズを開発。現代のランニングシューズの礎を築いたとも言える同ブランドは、2018年には米国ランニングシューズ専門店における大人用ランニングシューズカテゴリー（販売価格：100ドル以上）でNo.1のシェアを誇るブランドに成長する。

「RUN HAPPY」をコンセプトに掲げるランニングシューズブランド"ブルックス(BROOKS)"。"ブルックス"のランニングシューズの特徴は、何と言っても「ブルックスDNA」という名のクッション素材。
「DNA」は、ランナーの体格やスピードの違いを認識し、柔らかいクッションから強い反発性まで、自動的に快適なクッションへと変化させるもの。クッション性が高く柔らかいだけではなく、地面をしっかりと蹴れる、という画期的なランニングシューズを展開している。

また、スポーツ医学やバイオメカニクスに基づいた高い機能性にアイデンティティを持つブランドでもあり、スピード・足の保護など、目的別に特化したランニングシューズや険しい自然の中でのトレイルランに耐えうるトレランシューズなども展開している。中でも、足首の過度なひねりによる怪我を防止する構造が特徴の「ヴァンテージ 430」が1978年、79年に2年連続で五つ星を獲得。ブルックスのランニングシューズブランドとしての名声を確立する決め手となった。性別や年齢、レベルを問わず、日常のランニングが身体と心に良い変化を与える「RUN HAPPY」をこれからも"ブルックス(BROOKS)"は運んでくれるだろう。