日本を代表する本格革靴ブランド"スコッチグレイン"
"スコッチグレイン"は、1964年(昭和39年)4月に東京・台東区で創業され、1978年に自社オリジナルブランドとして展開し始めた本格革製シューズブランドである。ブランド名である"スコッチグレイン"は、皮革加工方法のひとつである「スコッチグレインレザー」にちなんで名付けられた。履き心地にこだわり、社長自ら世界各国の上質な素材を買い付け、日本人に合うこだわりの木型を使い、グッドイヤーウェルト製法を採用し、現在も東京・墨田で一貫生産している。素材や製法にこだわり、職人がひとつひとつ手作りで仕上げる一流品にもかかわらず、他のブランドと比較すると価格設定がリーズナブルであり、そのコストパフォーマンスの良さが、高い評価を得ているブランドだ。
豊富な品揃えと丁寧な接客の「スコッチグレイン銀座本店」
そんな同ブランドの本店は東京メトロ日比谷線・都営浅草線 の東銀座駅から昭和通り沿いを徒歩約2分進んだ場所に存在している。銀座店は平成9年にオープン。以来紳士の街・銀座で日本のビジネスマンの足元を支え続けている。
昭和通り沿いにあるお店は開放的なエントランスとなっており、以前から、店名の書かれた看板を見て「"スコッチグレイン"はウイスキーの名前?なのに紳士靴?」と不思議に思っていた。店員の方に伺うと、「皮革の加工方法のひとつである、スコッチグレインレザーに所以している」とのこと。スコッチグレインレザーは、表面に細かい粒状のエンボスが刻まれているもの。スコットランドで偶然麦の文様が革についてしまったのが始まりとされている。
店内はグレードごとに大きく3つに分かれており、入り口手前に「STANDARD GRADE」、中間に「PREMIUM GRADE」、一番奥に「EXECUTIVE GRADE」が配置されている。
それぞれ使用している素材の質が違い、「EXECUTIVE GRADE」では、"プレスティージ"と"それ以外"に分かれている。インペリアルシリーズという高品質な素材を使用したハイエンドモデルが展開されており、シンプルなデザインに素材の上質さが滲み出るような輝きを放っている。
「PREMIUM GRADE」は革の質は「EXECUTIVE GRADE」には劣るものの、海外タンナーの皮革を使用しており、その輝きや質感は、国産のものとは一味違う非常に綺麗な光沢を放つ。
「STANDARD GRADE」は国産の皮革を使用しているが、その履き心地は変わらず、3万円台から購入が可能。革の輝きはヨーロッパ産のものに比べると劣るものの、非常にコストパフォーマンスの高い1足が手に入る。
また、スコッチグレインの靴は日本人の足に合わせ、非常に細かいサイズ展開が魅力。23.5cm〜27.0cm(0.5cm刻みの8サイズ展開)で、足幅(ウィズ)はE・EE・EEE・EEEEの4タイプから選ぶことができる。全ての靴がグッドイヤーウェルト製法を採用し、履いているうちにインソールが沈み込み、履き心地がどんどん良くなる上に、ソールやヒールの交換が可能なので、長く愛用できるという特徴を持つ。アフターサービスもしっかりしており、週末ともなると店内はいつも混雑するため、平日の訪問がおすすめだ。
初めての訪問でも足のサイズを計測し、フィッティングすることができるので、安心して靴選びをすることができる丁寧な接客が評判の同ショップ。オーソドックスなデザインが多く、日本人の足にもピッタリ来るため、普段使いや最初の1足におすすめのブランドである。
ショップは銀座 歌舞伎座にほど近い場所。
東銀座を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみていただきたい。
ショップ情報
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-10-16 シグマ銀座ファースト1F
TEL:03-3543-4192
FAX:03-6228-4340
営業時間:10:00〜20:00 (月〜土) 10:00〜19:00 (日・祝日)
公式サイト
スコッチグレインは東京・墨田区発の本格革製シューズブランドです。
出典:http://www.scotchgrain.co.jp/top.phpショップ一覧
スコッチグレインは東京・墨田区発の本格革製シューズブランドです。
出典:https://scotchgrain.co.jp/shop/index.html