#ショセ (chausser)ーブランド図鑑vol.96

フランス語で「履く」という意味をもつブランド名の"ショセ(chausser)"。熟練した職人の高い技術により、流行に左右されないシューズを数多く展開し、履く人がいつまでも愛着をもてる靴作りを目指している。今回は東京を拠点にし、現在、世界7ヶ国で展開されている同ブランドをご紹介する。

出典元:@chausser_inc

フランス語で「履く」という意味をもつブランド名の"ショセ(chausser)"。熟練した職人の高い技術により、流行に左右されないシューズを数多く展開し、履く人がいつまでも愛着をもてる靴作りを目指している。今回は東京を拠点にし、現在、世界7ヶ国で展開されている同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

"ショセ(chausser)"は日本のシューズブランド。デザイナーである前田洋一氏は独学でシューズデザインを習得し、靴の企画会社を経て、1998年、シューズメーカー"YHO number eighty one"を設立。2000年、レディースシューズを開始した際、メンズと統一するかたちで、現在のシューズメーカー"ショセ(chausser)"が誕生。以来、「長く愛着の持てる靴」をコンセプトに、流行に左右されないアイテムを提案している。なお、その世界観は米国の画家ノーマン・ロックウェルの作品に影響を受けているそう。ノーマン・ロックウェルはアメリカの市民生活などを描いてきた画家で、1930年代~50年代の作中に描かれている人物の履いている靴がモチーフと言われている。現在も東京の恵比寿に店舗を構えており、世界7ヶ国で展開されている。

"ショセ(chausser)"について

トラベルシューズ19-20AW

出典:https//www.instagram.com

フランス語で「履く」ことを表すその名の通り、人が履くことによってそれぞれの物語を紡ぐような靴づくりを目指すブランド"ショセ(chausser)"。「長く愛着の持てる靴」をコンセプトに、デザインや素材、あらゆる面にこだわりを持った靴作りを行っている。単に「長持ちする靴」という事ではなく、「30年後、古着屋さんでショセの靴を見たときに、履きたいと思ってもらえるような、時代に関係のない普遍的な靴を作りたい」がデザイナーの前田洋一氏の思い描いている、こだわりのコンセプト。"ショセ"の靴は、大量生産を目的として作られておらず、職人が丹精込めて作るため、1足1足にそれだけ温もりがあり、その靴を履く個人にとっても思い入れの深い一足となるというのも魅力だ。そして同ブランドが革靴に使用している革は「幻の革」と言われる「コードバン」を多く使用。ナチュラルな「コードバン」を使用した靴は、履くごとに深みが増し、味が出るように作られている。アメリカントラッドな雰囲気漂う、流行に左右されないシンプルなデザイン。そして、履いた後の事も考えしつくされ製作されている"ショセ(chausser)"のシューズは、今後も着実に履く人の気持ちを掴んでやまないだろう。

ショセ(chausser)公式サイト

店舗一覧

この記事を読んだ人におすすめの記事

    合わせて読みたい