「20年たっても履ける靴」がコンセプト。日本の革靴ブランド"chausser(ショセ)"
"chausser(ショセ)"は日本人シューズデザイナーの前田洋一氏が手掛けるシューズブランド。アメリカの伝説的画家であるノーマン・ロックウェルの絵に出てくる人々が履いている靴をイメージして作り上げられており、シンプルな中にも温もりを感じるデザインと、熟練した職人の高い技術により仕上げられている。芸術品のような美しさを持ちながら、包まれるような履き心地を味わうことができる。デザイナーでオーナーの前田洋一氏は、父がオーダーメイドの靴職人であったことから靴作りの世界に入った。販売・バイヤー・MDの経験を経て企画に携わり、2000年より"ショセ(chausser)"を展開している。量産品にはない暖かみを持ち、履く人がいつまでも愛着を持てる靴づくりを目指している。
隠れた名店「plus by chausser(プリュス・バイ・ショセ)」
chausser(ショセ)の直営店である「plus by chausser(プリュス・バイ・ショセ)」は、恵比寿駅から徒歩約7分、恵比寿ガーデンプレイス方面へ坂道を登りきった場所にある。ややもすると見過ごしてしまいそうな場所にありながら、その雰囲気ある佇まいに、「何屋さんだろう」と眺めていく人も多いこのお店。アンティークの扉を押すと、革の香りと同時に、ヨーロッパの古い靴屋さんを思わせる素敵な空間が広がっている。
今日のお目当ては、旅をテーマにしたレザーシューズライン「TRAVELSHOES by chausser(トラベルシューズ バイ ショセ)」のバレエシューズだ。軽く、歩きやすく、雨に強い。そして軽量で携帯しやすく、旅行先での様々なシチュエーションに対応可能な機能とデザインを取り入れたシューズだ。旅行やレジャーはもちろん、毎日の外出にストレスフリーで履けるシューズとあって、カラーによっては売り切れてしまっているものも。
このバレエシューズは、優れモノだ。防水加工を施したソフトな革を使用しており、水を弾くのに通気性は保ってくれる。また中敷きに低反発ウレタンを使用しており、一般的なバレエシューズに比べ、インソールのクッション性が高く柔らかい。文字通り「包み込まれるような」感覚を得らることができる。革が防水なので、雨の日にも気にせず履けるだけでなく、活動的に歩くことの多い人にもぴったりだ。クッション性の高さから、足になじむと革が広がるそうで、ワンサイズ下を買うのがお薦めだそう。確かに履くときには靴下を履くようなきつさを感じるのだが、足を入れるとふわっと広がり足になじむ。シルバー、ホワイト/ネイビー、ホワイト/グレーの新色に加え、ブラック、ネイビー、レッドの全6色展開。どんな時もコーディネートの強い味方になってくれる、とっておきの一足になりそうだ。
他にもトラベルシューズのラインナップは多く展開されているので、きっと好みの1足が見つかるはず。驚いたのは、革靴でも驚くほどやわらかい履き心地を誇ること。クッション性が高く、歩いても疲れにくい配慮がされている。注意が必要なのは、靴の型によっては大きめ、小さめを選んだほうがよいなどがあること。実際にお店へ行って試着するのがおススメだ。
ちょっと雰囲気があり、入りにくい、、と感じていたが、入ってみると実に居心地がよく、試着すると、その履き心地の良さには驚かされてしまった。近いうちにまた訪れて新しい靴を買ってしまいそうだ。
恵比寿を訪れたら、ぜひとも訪れてほしいショップだ。
ショップ情報
東京都渋谷区恵比寿南1-16-5タチムラビルディングサウス1F
TEL 03-3716-2983
営業時間:12:00~20:00
店休日:日曜日
公式サイト
chausser 公式サイト
出典:http://www.chausser.net/