#サキアス (SAKIAS)ーブランド図鑑vol.93

2012年よりスタートした日本のシューズブランド"サキアス(SAKIAS)"。今回は、フィッティングを重視した靴作りと、デザイナー瀧見サキが手がけるポスト・ファッション・コンシャスな女性像をイメージしたシューズでファッションに敏感な女性たちに多くの共感を呼んでいる同ブランドをご紹介する。

出典元:@studious_hamano

2012年よりスタートした日本のシューズブランド"サキアス(SAKIAS)"。今回は、フィッティングを重視した靴作りと、デザイナー瀧見サキが手がけるポスト・ファッション・コンシャスな女性像をイメージしたシューズでファッションに敏感な女性たちに多くの共感を呼んでいる同ブランドをご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2012年にスタートした日本のシューズブランド"サキアス(SAKIAS)"。デザイナーの瀧見サキは、手縫い製法である"ハンドソーン"の伝統的な靴作りを学んだ後、木型の研究を続け、独学で解剖学を学び、シューフィッターの資格を取得。そして2012年秋冬より同ブランドをスタートさせた。 2018年にリリースした「RE-loafers(リ・ローファー)」、「5-PM(5ステッチ・ポストマンシューズ)」では"ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)"とのコラボレーションも行う。また、毎シーズン開催する新作の受注会ではワイズ(足囲)に合わせて木型を選ぶことができるモデルや、足の採寸から木型の調整などを行う「Personal Order(パーソナル・オーダー)」などが話題を呼び、フィッティングを重視した靴作りに多くの共感が寄せられている。2019AWは自然界にある様々な模様、光からインスパイアされたコレクションを展開。大理石のマーブル模様や地中に眠る貴石の煌めき、海水と淡水が混ざり合う運河に反射した光、インディゴがブルーに変わる時の経過、レオパードをミニマルにエディットしたLEOなど。瀧見サキの世界観を反映させた立体的な空間が話題を呼んでいる。

"サキアス(SAKIAS)"について

「芝生の上を歩くような心地良さ」を追求したシューズブランド"サキアス(SAKIAS)"。デザイナー瀧見サキは「ハイヒールだけは、値段が高ければ痛くないという理屈が通らない。でも東京ではどこに行くにもその一足で動く。」という思いから会社を辞め、”痛くないハイヒール”を作ることに専念。10年がかりで開発したシューズ「カトリーヌ」で成功を確信した後、背伸びをしたときに骨や筋にかかる体重、腰にかけて伸びる神経への衝撃などを調べ「7.5㎝」のヒールの高さを徹底するようにした。徹底した履き心地に対する情熱と、足への負担軽減はもちろん、履き姿・歩く姿まで考えられている"サキアス"のシューズは、現代社会において無くてはならない女性の社会進出への後押しをもしてくれる。ポスト・ファッション・コンシャスな女性像をイメージしたシューズコレクションは、スタイリストやエディターをはじめ、ファッションに敏感な女性たちから熱い支持を受け続けている。

ディレクター/デザイナー瀧見サキ氏

出典:https//www.instagram.com

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