イタリアのワイン生産家が作った「呼吸する」靴、"ジェオックス(GEOX)"
イタリアの機能性シューズブランド"ジェオックス(GEOX)"は、1990年、創立者のマリオ・モレッティ・ポレガート氏によってスタートした。マリオ氏は北イタリア・トレヴィゾのワイン生産家の三代目として家業を継ぎながら、ある出来事をきっかけにシューズブランドを創業した、珍しい経歴の持ち主だ。その出来事とは、ワインの展示会で米国ネバダ州リノを訪れ、砂漠を散歩していたときに、ゴム底のスニーカーが蒸れてあまりに暑くて不快だったので、持っていた旅行用のスイスのアーミーツールのナイフで靴底に穴を空けたことに始まる。以降、「湿気は通すが水は通さない」画期的なラバーソール「GEOX SYSTEM」を開発。ゴム底に通気口を空け、防水機能を持たせた“呼吸する靴”の特許を世界100ヶ国で登録し、現在ではその快適な効果でイタリアのカジュアルシューズメーカーとして、業界トップの地位を確立している。ブランド名の由来は、ギリシャ語で「地球(大地)=GEO」の意と、テクノロジーのシンボルである「X」とを組み合わせたもの。履き心地のよさとイタリアらしい洗練されたデザインを持つジェオックスのシューズは、いまや世界中で愛されている。
歩きやすく、蒸れにくい。イタリアのモダンなデザインが揃う「ジェオックス 恵比寿三越店」
恵比寿三越の地下1階。エレガントなシューズブランドが並ぶコーナーの1画に、「ジェオックス 恵比寿三越店」は存在する。湿気は通しても水は通さない、画期的な「GEOX SYSTEM」を搭載しており、靴の蒸れや気になるニオイも抑えられるという。
靴裏には特徴的な穴が開いており、この穴を通して「呼吸する」とのこと。思ったより大きな穴が空いているが、雨の日は履けるのだろうか?とお店の方に伺ってみたところ、こんな答えが返ってきた。「特別な保護膜をインナーソールに搭載しているので、湿気だけを外に逃がし、アウトソールの穴から水が入らないようになっているのです。ミクロの穴からは靴の中でかいた汗が水蒸気となって発散されるため、これが「呼吸する靴」と言われる由縁です。」とのこと。この技術は、穴のあいたソールの間に、水滴よりも小さく、水蒸気よりも大きいミクロ孔素材を挟み込むことで、外部からの水の浸入を防ぎ、シューズ内の蒸れを低減するという、画期的な特許を取得している。
キッズシューズも展開しており、とても可愛らしい。お値段は5,000円前後と少々お高め。すぐにサイズアウトしてしまう子供靴だけに少し躊躇してしまうが、機能性に優れ、デザインも秀逸なシューズということで、お友達の子供のプレゼントなどには喜ばれそうだ。
他にもサンダルや革靴など、様々な種類の靴が並ぶ同ショップ。
靴の蒸れやニオイが気になる方は、ぜひこちらのショップに立ち寄っていただきたい。
ショップ情報
住所 〒107-0061 東京都 渋谷区 恵比寿4-20-7 三越恵比寿店B1ウェスト
TEL 03-6804-5651
営業時間 11時00分~20時00分
公式サイト
Have a look to Geox Fall Winter 2019 collection and discover the Breathing technology inside.
出典:http://breathe.geox.com/ja/