ブランドのなりたち
日本の紳士靴ブランド"オーツカ (大塚製靴)"は、1872年(明治5年)2月、東京芝露月町(現在の港区新橋)に「大塚商店」として靴の製造販売を始めたのがブランドのスタート。創業当時は文明開化から間もなく、日本にはまだ西洋靴を履く習慣が定着していなかったが、将来、靴が日本人のライフスタイルに必要不可欠なアイテムになると考え、進取の精神で靴づくりの技術習得に邁進。その努力の結果、明治22年(1889年)のパリ万国博覧会において、出品した靴が銀牌の栄誉に輝く。創業からわずか17年足らずで、世界の靴メーカーと比肩できる技術力をつけるに至る。大正11年(1922年)には、高級紳士靴の製法を代表するグッドイヤー式製靴機械一式を導入。それまでの手製とともに機械靴製造を開始し、伝統の手業と近代化を融合させた。そして1882年(明治15年)には、明治天皇の靴の製造を請け負う栄養にあずかる。昭和25年(1950年)には大塚商店を大塚製靴株式会社に改組し、戦後の高度成長に合わせて順調な業績を上げ、昭和36年(1961年)には横浜・日吉に「日吉工場」を建設。このころから自社ブランドの開発と拡充に力を入れ、昭和40年(1965年)に発表された「スリーワイズ」は40年以上経った現在も履き継がれるロングラン商品に成長している。また昭和49年(1974年)には、フィックスルーパーとして誕生した「ボンステップ」が誕生。現在もウォーキングシューズの代名詞として人気を誇っている。さらに、海外ブランドとの提携も積極的に推し進め、ハッシュパピー(昭和40年・米国)、バーバリー(昭和59年・英国)、グレンソン(平成11年・英国)など世界のトップブランドの販売を展開して現在に至っている。
"オーツカ (大塚製靴)"について
140年以上の歴史を誇る日本の老舗シューズブランド"オーツカ (大塚製靴)"。日本人のための靴を真摯に追求した歴史の中から「日本人の足にフィットし、服飾にコーディネートでき、永くご愛用いただける靴づくり」という「顧客視点」の姿勢が創業以来の大塚製靴の変わらない理念となっている。現在でも多くの"良いものを知る大人"に愛され続けている同ブランドは、最高素材を使用し、履き心地にこだわり抜いた“ビスポーク”をはじめとする世界に一足だけのオーダーシューズや、オーツカの歴史と技の粋を集めたオリジナルシューズ(大塚製靴自社「横浜工場」製で、明治5年から受け継がれる秘伝の技術が生んだ牛中底と厳選された上質なヨーロッパ原皮のみを使用し、最新型オリジナル軽量ソールを搭載している)、“歩き心地にこだわった「Otsuka +」、それをさらに進化させ、履き心地の良さとクラシカルな装いを融合させた「Otsuka + M5」など、様々なラインが存在する。創業から140年以上も経た現在でも、"オーツカ"の靴を履くことは、世の男性のステイタスとなっている。
公式サイト
皇室御用達の歴史と伝統を誇るシューズメーカー 大塚製靴株式会社
出典:http://www.otsuka-shoe.com/ショップ一覧
皇室御用達の歴史と伝統を誇るシューズメーカー 大塚製靴株式会社
出典:http://www.otsuka-shoe.com/shop/index.html