日本人に一番合う靴を147年。"オーツカ製靴"
明治5年(1872年)、東京・新橋 芝露月町で「大塚商店」として創業された日本のシューズブランド"オーツカ製靴"。創業当時の日本には、まだ西洋靴を履く習慣はなかったが、将来かならず靴が日本人のライフスタイルに必要不可欠な必需品になると考え、進取の精神を発揮して技術の修得に邁進。その品質は、明治22年(1889年)フランスで開催されたパリ万国博覧会に出品した靴が銀牌の栄誉に輝くほどとなり、創業からわずか17年足らずで、世界の靴メーカーと比肩できる技術力を誇るに至る。大正11年(1922年)には、これまでの手製と合わせて機械靴製造を開始。伝統の手業と近代化を融合させた。戦後は高度成長に合わせて事業を拡大し、オリジナルブランドに加えて海外ブランドとの提携も積極的に推進。ハッシュパピー(昭和40年・米国)、バーバリー(昭和59年・英国)、グレンソン(平成11年・英国)など世界のトップブランドの販売を展開し、現在に至っている。
日本人の足の形を知り尽くした大塚製靴初の直営ショップ「シューマニュファクチャーズ[オーツカ]」
「お客様にとっての“運命の一足”と出会っていただきたい」という願いから生まれた同ショップは、六本木ヒルズ ウエストウォーク4Fにある。140年以上にわたる靴づくりの経験から、日本人の足の形を知り尽くした"大塚製靴"初の直営ショップ。店内はその歴史と品格が感じられるつくりとなっており、重厚な色合いでまとめられた店内に、磨かれて光を放つ高級革靴が並び、壁には創業当時に使われていた道具や写真が展示されている。
140年以上に渡る長い歴史の中で培った「日本人の足の変化」への知見のもと、最高水準の素材と匠の技を駆使したフルオーダーのビスポークは、まさに目の肥えたビジネスパーソンたちのステイタス。
約150足の靴が並ぶ同ショップ。オーツカの歴史と技の粋を集めた、ヒルズ・オーツカだけのオリジナルシューズや、世界から厳選に厳選を重ね、逸品を取りそろえたインポートシューズのほか、職人が手造りで仕上げるオーダーシューズも。どの靴から選んでよいやら迷ってしまいそうだが、これらのシューズを心地よく選べるよう、シューコンシェルジュ常駐し、適切な案内を行っている。また、大切な一足と長く付き合えるよう、日々のお手入れをはじめ、リペア、リフレッシュなどの相談も受け付けている。
お勧めの1足を伺うと、「ご自身で足を入れてみるのが一番です」とのこと。
予算や用途もさることながら、「運命の1足」と出会う場所として、このショップは存在している。
靴は男の浪漫。一目ぼれできる靴と出会える場所をお探しなら、このショップを訪れてみてほしい。
ショップ情報
シューマニュファクチャーズ[オーツカ]
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-10-1
六本木ヒルズ ウエストウォーク4F
TEL.03-3497-1872 、FAX.03-3497-1880
営業時間:11:00~21:00(年中無休)
公式サイト
皇室御用達の歴史と伝統を誇るシューズメーカー 大塚製靴株式会社
出典:http://www.otsuka-shoe.com/