ブランドのなりたち
"イノヴェイト (inov-8)"は、2003年にトレイルランナーであったウェイン・エディによって2003年にイギリスで誕生した。彼の「ナチュラルで軽量、それでいて抜群のグリップ力で最も過酷なオフロード環境を走破できるシューズを造る」というビジョンから誕生した1足のシューズ「MUDROC 290」は発表と同時に話題となり、Runners WorldでのProduct of the Year 2003受賞をはじめ、有名選手が着用しレースで優勝を飾るなどしたことで、瞬く間に人気を集めた。2004年には新たに、軽量ミニマリストシューズでありながら過酷なトレイルランニングに耐えられる耐久性を持つ「FLYROC 310」を発表し、アメリカに進出。2005年には他社に先駆けてシューズの前足部と踵部の高低差のドロップを表現する「アローシステム」を発表。2006~2007年にかけては業界最先端をゆく軽量・防水トレイルランニングシューズ「FLYROC 345 GTX」を発表し、Runners WorldのEditors's Choice Awardを受賞する。また超長距離の走破を目的に開発された「ROCLITE 315」も発表され、その後3年連続でTrail Shoe of the Yearを受賞する。その後も「F-LITE 230」「TRAILROC」など多くの革新的なシューズを発表し、ブランドコンセプトである「ナチュラルラン」を体現するべく進化を続けている。
"イノヴェイト (inov-8)"について
「軽量でありながらも、抜群のグリップ力で最も過酷なオフロード環境下を走り抜くシューズを造る」というビジョンの基で生まれた"イノヴェイト (inov-8)"。独自の理論に基づいたシステムは、あらゆるシーンで躍進する3つの機能的特徴を持っています。まず、シューズのかかととつま先の高低差を表す4段階の「ドロップ」が用意されており、自分のスタイルに応じたシューズを選ぶことが可能であること。ドロップの値が高→低になるに従って重心が前方へと移り、前足部を使った走行(ナチュラルラン)を促進する効果がある。次に、用途に応じたさまざまなソール形状。オフロード用だけでも4種あるソール形状は、泥や湿った草地、岩場、乾いた砂利道、舗装路などの異なったトレイルシーンで最も性能が発揮される設計になっている。最後に、圧倒的な軽さ。一般的な登山靴が400g〜600g程度に対して、イノヴェイトのシューズは200g〜300gが標準となっている。ちなみにシューズは全て[品種-数字]が製品名となっており、この数字部分が片足のおおよその重量になっているため、購入する際に重量が分かりやすく選びやすいという嬉しいポイントも。ただしイノヴェイトのシューズは基本的に足にフィットする形状になっているため、細身の造りになっている。その特徴から同サイズであっても種類によってフィッティングが異なってくるので注意が必要だ。購入する場合は、できる限り試し履きを行うのがおすすめだ。このようにトレイルランニングに特化したシューズは、トップアスリートをはじめとする多くの人々に高く評価され、世界から人気を集めている。
公式サイト
inov-8 [イノヴェイト]オフィシャルサイト
出典:https://www.inov-8-jp.com/