アメリカのシューズブランド"New Balance（ニューバランス）"は、「履いた人に新しいバランスを」というコンセプトで、1906年にボストンで扁平足を直す矯正靴メーカーとして誕生した。そして矯正靴製造のノウハウをもとに、1960年代になると多種多様な足型にフィットする「オーダーメイドランニングシューズ」の受注を開始する。その後1972年、後の代表取締役会長となるジェームス・S・デービスが会社を買収し、自身が理想とするランニングシューズを実現するための研究開発がスタートする。ジェームス・S・デービスがユニークであった点は、社長でありながら、開発したシューズを自ら履いて走ることで開発に貢献したということ。彼の常に現場主義を貫くその姿勢から、ニューバランスのたぐいまれな履き心地が産まれた。70年代後半、ようやく納得のいく商品が完成し、満を持して発表されたそれらのシューズは瞬く間に話題となり、やがて世界中のランナーから支持を得ることになる。その後1980年代には、「990」、「1300」、「575」といった、現在のニューバランスのブランドイメージを形作る「走る機能とファッション性」を持ち合わせたシューズが続々と誕生、以降本格的にランニングスニーカーブランドとして成長を続けている。

「ニューバランスお台場」は、2016年3月にニューバランス東京、ニューバランス大阪に次ぐ国内3店舗目の直営店としてオープンする。「スタジアム」をテーマに表現した店内には、主にランニング、ライフスタイル、キッズカテゴリーのシューズやアパレルが展開されており、トータルコーディネートを楽しむことができる。

メンズ・ウィメンズ・キッズの展開があり、お台場の客層を意識した家族連れでも楽しめるラインナップとなっている。店内はコンクリートを多く用いることでスポーツイメージを前面に押し出している。シューズのディスプレイは他ブランドと一味違い、カテゴリーと型版が壁に大きくプリントされ、選びやすいように工夫がされていた。

子供連れが多いお台場では、キッズモデルも充実。

特におすすめなのが、足を正しく育てることでキッズの運動能力を伸ばす"はだし感覚シューズ"「PREMUS」。足裏全体で地面を感じられる、フラットで広いソールに、なみなみインソールで足裏刺激を促進してくれる。ストレッチが効いたメッシュアッパーは涼しく軽快で、この季節の外遊びにピッタリだ。

また、外国人観光客向けなのか「ニューバランス」とカタカナが大きくプリントされたサンダルも！

直営店ならではの品揃えが楽しめる「ニューバランスアクアシティお台場」。
この夏、お台場を訪れる予定のある方には、ぜひ立ち寄っていただきたい！

住所：東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場3F
電話番号：03-6380-7360
営業時間：11：00～21：00