フランスの老舗シューズブランド"ジェイエムウエストン(J.M.WESTON)"
1891年、フランスのリモージュ地方にある靴工場からスタートし、100年以上もの間愛され続けている歴史あるブランド、"ジェイエムウエストン(J.M.WESTON)"。創業者 エドゥアール・ブランシャールの息子がアメリカへ留学した際に習得した、本格的な革靴の標準仕様として有名なグッドイヤーウェルト製法を用い、やがてブランドを代表するローファー「180 シグニチャーローファー」が誕生。そのブランドのアイコン的存在のローファーは、他にはない独自のシルエットで時代に捕らわれない履きこなしを実現し、時代を超えて現代でも愛され続けている。
2019年1月リニューアルオープン!「ジェイエムウエストン青山店(J.M.WESTON Aoyama)」
そんな同ブランドが1993年にオープンした「ジェイエムウエストン青山店」を、2019年1月、新コンセプトブティックとして世界に先駆けてリニューアルオープンした。リニューアルプロジェクトの指揮を執ったのは、2018年にアーティスティックイメージ&カルチャーディレクターに就任したオリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)。サイヤールの記憶にある幼少期の博物館と工場、その境界線上にある図像学を新ブティックのコンセプトとして取り入れ、売り場面積を拡充した。ヘリンボーンの寄木細工を施した「W」のモチーフが印象的なフロアには、様々な形のショーケースが配置され、ジェイエムウエストンを代表するシューズとレザーコレクションが並べられている。各地の自然史博物館の館内から着想を得たという、明るい色調の木材とメタルを使ったサイズ違いのショーケースが並び、ゆったりとシューズを眺めることが出来る。またリニューアルに伴い、同店ではサイヤール監修のもと「サイ(Scye)」と共同製作したユニフォームを導入。聴覚へもアプローチをかけ、店内の音響には1963年の名品と称されるスピーカー「JBL Lancer 77」や1979年のアンプ「SANSUI AU-9500」を採用した。
ジェイエムウエストンを買うならこれを履け! おすすめの3足
1993年に日本のファッションの最先端をいく青山で日本1号店をオープンして以来、エレガントなシューズを変わらず展開してきたジェイエムウエストン。今回は、日本でも根強い人気を誇り、全世界の店舗51店のうち14店が日本にあることでもわかるように、おしゃれ好きに長く愛され、丈夫でどんな服装にも品よくマッチする同ブランドの靴を3足ご紹介する。
【1】シグニチャーローファー #180 ブラックボックスカーフ
ブランド創始者によりデザインされたフラッグシップモデル。独特のフォルムを持ち、時代を超えたスタイルと優れたフィット感を誇る。200以上のモデルを経て完成されたローファーだ。
【2】ゴルフ #641 ダークブラウンソフトカーフ
5アイレット、レースアップの伝統的なダービーシューズ。丸みのある形と独特なエプロンの形が都会的な雰囲気を与えている。
【3】ハント #677 ブラックロシアンカーフ
ハントダービーシューズはJ.M. Westonの真のクラシックと言えるモデル。伝統的なノルヴェジアン製法のテクニックを使用し、一針一針を手作業で仕上げていく、時代を超えたクラフトマンシップがつまった1足。
いかがだっただろうか。
四半世紀以上に渡り、日本で根強い人気を持つブランド、ジェイエムウエストン。流行に左右されず、これほどまでに長い間、履く人の心を捉えて離さない魅力を確かめに、このシューズを見るためだけにでも、ぜひ青山を訪れたい!
ショップ情報
住 所 〒107-0062 東京都港区南青山5-11-5 住友南青山ビル1F
アクセス 「表参道」 駅 B1出口 徒歩4分
営業時間 11:00~20:00
定休日 無休
TEL 03-5485-0306
公式サイト
J.M. WESTON
出典:https://www.jmweston.com/jp/