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スピングルムーヴ(SPINGLE MOVE)ーブランド図鑑 vol.11

職人気質あふれる街・広島県府中市に本拠地を置く靴メーカー、スピングルカンパニーは、激しく変化する市場環境の中で生き残りを図るために試行錯誤を重ね、国内で高付加価値商品をつくることに注力。古くからある製法を生かしたプレミアブランドとしての価値を高めてきた。今回は、その技術力や品質の高さで海外からも注目され、2004年にはパリコレやミラノコレクションにも登場、現在では国内外で愛されるブランドとなった主力ブランド「スピングルムーヴ(SPINGLE MOVE)」をご紹介する。

職人気質あふれる街・広島県府中市に本拠地を置く靴メーカー、スピングルカンパニーは、激しく変化する市場環境の中で生き残りを図るために試行錯誤を重ね、国内で高付加価値商品をつくることに注力。古くからある製法を生かしたプレミアブランドとしての価値を高めてきた。今回は、その技術力や品質の高さで海外からも注目され、2004年にはパリコレやミラノコレクションにも登場、現在では国内外で愛されるブランドとなった主力ブランド「スピングルムーヴ(SPINGLE MOVE)」をご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

創業は1933年。職人の街・広島県府中市で創業された日満護謨(ニチマンゴム)というゴム製造会社から、スピングルカンパニーの歴史は始まる。ゴム草履やスニーカーなどのゴム製はきもの・靴、およびゴムタイルなどを作り、戦後の高度経済成長からバブルまでの間は、世の中の拡大と共に会社も成長を続けたが、バブル崩壊後、その売り上げも低迷。それまでは主に子どもや女性向けのカジュアルな靴を中心に製造していた同社だが、徐々に安価な海外メーカー品が市場に多く出回るようになり、国内メーカーを圧迫するように。さらに小売りチェーンの台頭で価格競争に陥りつつある国内メーカーとは、別の基軸を打ち出さなければ、と感じるようになった。そこで生き残りをかけるために国内産・高付加価値の商品製造に舵を切る。「備後の地から世界に発信するブランドになる!」との思いで生まれたのが、2002年に発表したプレミア・スニーカー、「スピングルムーヴ(SPINGLE MOVE)」だ。そしてこの靴が起爆剤となり、その業績も好転していった。

ハンドメイドにこだわり、一足一足を手作業で作っている

出典:https//www.instagram.com

スピングルムーヴ(SPINGLE MOVE)について

職人が作るハンドメイドスニーカー「スピングルムーヴ」は、MADE IN JAPANを国内外に発信するスニーカーブランド。大きな特徴は2つある。1つは、通常スニーカーなどではあまり使用しないようなレザーや多種多様な革を使った様々な加工を施していること。天然レザーではカンガルーをはじめ、牛、馬、豚、ラクダ、ゴード(山羊)、シープ(羊)、クロコダイル、パイソン(ヘビ)、リザード(トカゲ)、イール(ウナギ)、珍しいものではシャーク(鮫)などを取り扱っている。それら素材へのこだわりは、履きこむことによって1足1足違う独特の「ムラ」やシワの「味」、手作業だからこそ生み出せる"世界に1足"の表情を作り出している。

もう1つの特徴は、1839年にアメリカで生まれたスニーカーの基本製法「バルカナイズ製法」を採用していること。この製法で製造された靴は見た目や履き心地はもちろんのこと、 底とアッパーの結合が強く、底が剥がれにくく型崩れしにくいといった機能性を持つ。ただし想像以上に労力と手間がかかり生産効率が悪いため、日本でこの製法を採っている会社は同社を含め数社のみと言われている。この希少価値の高い製法ならではのデザイン、ゴム製の巻き上げソールは、自社工場で製造していた体育館シューズからヒントを得てデザインされたもの。人は歩く際に足の指の付け根が屈曲するため、このようにつま先が反り上がったフォルムの靴は、歩きやすさを感じられる。快適な履き心地を実現するため天然ゴムを多く含有し、自社ゴム工場で熟練の技を持つ職人がゴムを調合することから手がけている。

そうして出来上がった靴は決して真似のできない独自のオリジナリティを持ち、一度履いたら他は履けない、というほどの履き心地で履く人を魅了する。

スピングルのロゴマークの下には「bingo,japan」の文字が入っている。ここには、「私たちの工場がある職人気質あふれる地、広島県備後(びんご)地区から世界へ発信するブランドへ」という強い決意と、願いが込められている。

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出典:https//www.instagram.com

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