エコー(ECCO)ーブランド図鑑 vol. 04

デンマーク生まれの人気靴ブランド「ECCO(エコー)」。たった16人から始まった会社は、現在約20, 000人のグループメンバーと世界約90カ国でビジネスを展開するグローバル企業にまで成長した今なお、靴への情熱と足の動きに寄り添う設計で、履く人の毎日を最大限に快適にさせる靴を作り続けている。今回は「ECCO(エコー)」のなりたち、ブランドについてご紹介する。

出典元:Instagram post by @eccoshoes ECCO

デンマーク生まれの人気靴ブランド「ECCO(エコー)」。たった16人から始まった会社は、現在約20, 000人のグループメンバーと世界約90カ国でビジネスを展開するグローバル企業にまで成長した今なお、靴への情熱と足の動きに寄り添う設計で、履く人の毎日を最大限に快適にさせる靴を作り続けている。今回は「ECCO(エコー)」のなりたち、ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

エコー(ECCO)は、1963年、デンマーク南部にあるBredebro (ブレデブロ)という小さな町で、カール・ツースビーによって創立されたシューズブランド。「自分の靴工場を持ちビジネスを始める」という夢を持ち、靴職人の修行に励んだのちに、その地位と安定した職を捨て、家を売り払い、ドイツとの国境に程近いデンマーク南部のブレデブロという町に妻と5歳の娘と共に移り住み、一面の農地の中にたたずむ空っぽの工場を購入した。これがエコーのはじまりだった。

「靴は足の事を理解すべきである、その逆はない」という理念のもとにこの会社を設立したツースビーは、革新的な技術、スカンジナビアのデザイン、伝統技術、そして人間の足はどのように働くのかといった理解が組み合わさった靴を作ることを理念とし、それまでは「足を靴に合わせる」という考え方に基づいて作られていたところに、彼は「靴は足に合わせて作られるべきである」というイノベーションを起こした最初の靴職人となった。

1978年、「足に合わせた」機能的で快適なエコーシューズが発売され、瞬く間にヒット商品となった。1963年4月、たった16人の従業員で始まったエコーは、現在約20, 000人のグループメンバーと世界約90カ国でビジネスを展開するグローバル企業にまで成長し、今なお真なるプレミアムブランドとして常に進化を続けている。

カール・ツースビー

出典:https//jp.ecco.com

エコー(ECCO)について

“靴は足の事を理解すべきである、その逆はない”をコンセプトに、履き心地の良さに徹底的にこだわったその靴にはファンも多い。とくにゴルフシューズは世界の一流プレーヤーをはじめ、愛用者も多い。履き心地の良い靴をつくるために、自社でタナリー(革なめし工場)と靴工場を所有しており、皮のなめしから自ら行っていること、また、「ダイレクトインジェクション製法」を用いており、足の形状をしたラスト(木型)を使い、アッパーとソールを圧着させる方法で、軽量で柔軟性に優れているだけでなく、足(ラスト)の形をそのままミッドソールで再現することができ、これらの特徴がECCOのコンフォート性能を支えるベースとなっている。
現在では90ヶ国以上の国々で販売されており、アジアや東欧と中欧のマーケット、更にはカナダやアメリカにまで事業を拡大している。

eccoshoes

出典:https//www.instagram.com

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