#オリエンタル (Oriental)ー ブランド図鑑 vol.474

2016年、奈良・大和郡山でスタートしたドレスシューズブランド“オリエンタル(Oriental)”。今回は、丁寧な靴作りと従来の日本の紳士靴では描けなかった上品なデザインで人気を博す同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by oriental_shoemaker

2016年、奈良・大和郡山でスタートしたドレスシューズブランド“オリエンタル(Oriental)”。今回は、丁寧な靴作りと従来の日本の紳士靴では描けなかった上品なデザインで人気を博す同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2016年、奈良・大和郡山でスタートしたドレスシューズブランド“オリエンタル(Oriental)”。その歴史を辿ると、1957年、創業者である松本常雄氏によって前身となる東洋製靴株式会社を設立したことからその歴史はスタート。1964年には“オリエンタルシューズ”へと社名を変更し、欧米の機械を導入し、グッドイヤー製法やマッケイ製法による靴の生産を続けていた。やがて技術力が認められ、イタリアやフランスなど欧米諸国のブランドと提携。各ブランドのエッセンスを吸収し、自社ブランドの靴作りのベースとなっていったという。その後も様々なブランドのOEMを手がけ、技術の幅を広げることで、理想とする靴を作るため、2016年に“オリエンタル(Oriental)”をスタートすることとなる。

同ブランドの靴作りの根底には「機能的で美しい靴が足を守り、生活を華やかにする」という、創業者・松本常雄氏の志が常に流れており、丁寧な靴作りと従来の日本の紳士靴では描けなかった上品なデザインで、ブランド誕生以来、靴愛好家の間で人気は右肩上がり。待望の女性向けモデルも登場し、早くも高い評価を得ている。

“オリエンタル(Oriental)”について

国産でヨーロッパの靴に負けない靴づくりを目指し、クオリティの高い紳士靴を提案するドレスシューズブランド“オリエンタル(Oriental)”。ドレスシューズブランドとしての美しいフォルムや堅牢性はもちろん、履き心地の良さを常に考慮した靴作りを心がけている。例えば、ライフスタイルの変化によって変わった日本人の足型に合わせた木型設計や、ライニングの一部には足馴染みの良いディアスキンを採用。また、ハンドソーン製法にすることで履き始めから柔らかなフィット感を実現するなど、これまでの経験や技術や知識を集約した1足を製作している。

主に4つのコレクションからシューズを展開しており、クラシックなデザインをベースにした大人のカジュアルシューズコレクション「クラシックカジュアル」、“オリエンタル”独自の解釈でデザインされたドレスシューズコレクション「ドレス」、メンズシューズの世界観をそのままに、女性が楽しめる革靴を提案するコレクション「ウィメンズ」、そして“オリエンタル”の最上級ライン「トップグレード」がある。これらのシューズは、全国の「Trading Post」や取り扱いのあるショップ、公式オンラインストアで購入が可能。価格帯は通常4~6万円、「トップグレード」は10~12万円程だ。

photo by oriental_shoemaker

出典:https//www.instagram.com

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