2020年、パンデミックの中、ドイツ・ベルリンでスタートした気鋭のシューズブランド"ヘレナ・ストルティング(HELENA STÖLTING)"。創始者のヘレナ・ストルティングは、2019年にベルリン芸術大学を卒業。スライムに魅せられた彼女は、パンデミックが始まったタイミングでブランドをスタートした。在学中は"オットリンガー(Ottolinger)"や"ダミール ドマ(DAMIR DOMA)"などでインターンを経験後、身体を探求するユニークな作品を制作している。

身体を探求するユニークな作品を制作するシューズブランド"ヘレナ・ストルティング(HELENA STÖLTING)"。一目見れば忘れることのないインパクトを持つ「スライムシューズ」は、彼女自身が人体に強い関心を持つことから、性的な魅力、そこに含まれる身体性やセクシーの対極とされるものに魅力を感じ、その両面をデザインに取り込みたいという想いから製作されている。また、展開されているシューズなどは全てハンドメイドによるもので、分解された中古の革靴とシルバージュエリーを再利用して製作しているサスティナブルなブランドでもある。親密かつ力強く人々に語りかけられるデザインを生み出してくれる同ブランドは、国内での展開はないが、海外のオンラインストアなどで購入が可能。価格帯は3万円ほどだ。