1945年にドイツでスタートした、英国のシューズブランド”ドクターマーチン”。「ドクターマーチンソール」の開発からブランドをスタートさせた同ブランド。労働者からの支持を得て反骨精神の象徴となり、音楽や映画など、さまざまなサブカルチャーと結び付きながら歴史を刻んできた。今回は、そんな同ブランドが2021年10月、東京・表参道にオープンした「ドクターマーチン ショールーム TYO(Dr.Martens SHOWROOM TYO)」をご紹介する。

ブランドの世界観を表現しながら、新たなカルチャーを発信していく場としてオープンした世界初のコンセプトショップ「ドクターマーチン ショールーム TYO」。表参道駅から表参道を原宿方面へ進み、東京ユニオンチャーチとバーバリー表参道店の間を左折、バーバリーの隣に存在している。

外観は無愛想なコンクリートに”ドクターマーチン”のビジュアルがコラージュされたストリート感あふれる店構えながら、世界初のハイエンド・アーカイブシューズが揃う新店だ。例えば、同ブランドの“頂点”といえる英国生まれの「メイド イン イングランド(MADE IN ENGLAND)」コレクションがフルラインナップで見られるほか、貴重なアーカイブを再構築したコレクション「アーカイブス」、様々なブランド・アーティストとのタッグによる「コラボレーション」コレクションと、”ドクターマーチン”の中でもハイエンドなシューズを展開している。これらの「メイド イン イングランド」「アーカイブス」「コラボレーション」コレクションが揃っているのは、日本で唯一ここだけだ。

また、ショッピングだけでなく、ブランドの歴史を学べるのも同ショップのポイント。店内中央に設置された「アーカイブタワー」には、歴代のコラボレーションシューズがミュージアムのように展示されており、非常に見ごたえがある。

もちろんインテリアにもこだわっており、ブランドの世界観がアート感覚で楽しめるデザインが施されている。“イエローウェルトステッチ”で縫製されたレザーのカウンターやスツールなど、細かい仕掛けが随所に施されている。それを発見しながら見ていくのも楽しい。

さらにショップの入り口を抜けたスペースは「ギャラリースペース」。定期的にアートイベントやミュージックイベントを実施している。今後もさまざまなアーティストとコラボレーションし、アートピースのようなシューズ・ブーツを展示していくそう。

オープン記念の限定モデルの「1461 LEO TYO ミディアム レオパード ヘアオン」と「1461 DM TYO オリーブ + ブラック スムース」は、とにかくかっこいい！アイコニックな「1461 3ホールシューズ」をベースにレオパード柄のヘアオンレザーを使用したものと、オリーブ＆ブラックの2トーンカラーの3ホールシューズの2足だ。どちらもジュエリーのように輝くゴールドのアイレットと「TYO」のロゴを刻んだレースチャームが特徴。バックエンドには“東京都旗”モチーフのロゴをあしらい、スペシャルなデザインに仕上がっている。

原宿を訪れたら、一度は覗いてみたい「ドクターマーチンショールームTYO 」。
コアなファンならば、ブランドの世界観を体感しに、ぜひ立ち寄ってみていただきたい！

ドクターマーチン ショールーム TYO(Dr.Martens SHOWROOM TYO)
住所：東京都渋谷区神宮前5-2-28 1F
電話：03-6746-4898
営業時間：12:00～19:00 / 定休日 火曜・水曜