第2次世界大戦が終結した1945年、ドイツの医師 クラウス・マーチンが開発した「ドクターマーチンソール」から生まれたシューズブランド"ドクターマーチン（Dr.Martens）"。自動車のタイヤを加工して作られたクッション性の高いソールで、労働者から絶大な支持を得たのち、1960年代にはビートルズやローリング・ストーンズ、70年代からはセックス・ピストルズらが愛用したことで、ミュージック＆ファッション、そしてユースカルチャーの象徴として、UKの代表ブランドとなった。今回は、そんな同ブランドが東北唯一の専門店としてオープンした「ドクターマーチン仙台（Dr.Martens SENDAI）」をご紹介する。

仙台駅前のアーケード街、ハピナ名掛丁商店街。仙台駅を正面に見据えた入口に、「ドクターマーチン仙台」がある。コンパクトなスペースながら、その存在感は抜群。占い店と並んで、なんとも言えないバックストリート感を醸し出している。

入口を入ると正面にはオリジナルアイコンシリーズのブーツが並ぶスニーカーウォールがどーんと迫ってくる。カラフルだが重厚感がある。こちらのショップは2019年9月にリニューアルオープンしており、他のショップと同じく木製の廊下に赤レンガの壁、黒を基調とした什器がブランドの世界観を表現している。

ラインナップはメンズ、レディース、キッズから限定モデルまで幅広く、家族でも立ち寄ることができる。おなじみ黄色ステッチのソールを持つスタンダードな1足からコラボモデルまで、パンクな要素を保持しつつ、様々な表情のブーツを楽しむことができる。

少しではあるがソックスなどの小物やアパレル、バッグなどもあり、厳選された商品をコンパクトに見て回ることができる。近くには仙台フォーラス店もあり、品揃えはほとんど変わらないとのことだが、こちらの路面店の方がブランドの雰囲気が伝わってくるように感じた。

東京から1時間半。仙台駅前すぐの場所にある同ショップ、仙台を訪れることがあれば、ぜひ立ち寄ってみていただきたい！

Dr.Martens SENDAI
住所：仙台市青葉区中央2-1-30　須田ビル1F
電話：022-217-1192
営業時間：11:00〜20:00（祝、祭日除く毎週水曜日定休）