1985年に靴と衣料の輸入販売商社「株式会社国際貿易商事」として、東京・早稲田にてスタートした「ABC-MART」。定評のある海外ブランドとの提携や組織改編など、時代の先を行くビジネス戦略により、早稲田の小さな商社が全国区の企業へと成長してきた。2019年には、国内1,000店舗を達成し、成長を続けている。今回は、有楽町駅からすぐの「ABC-MART プレミアステージ ルミネ有楽町」をご紹介する。

ABC-MARTには「グランドステージ」、「プレミアステージ」、「メガステージ」の3つのステージ業態があるが、ここルミネ有楽町店は、ワンランク上の品質を目指した商材を取り揃えた「プレミアステージ」。価格帯は1万円前後のものを中心に、"良質なもの"が揃っている。掘り出し物がありそうな"蚤の市感"はないが、間違いのないものが揃っている。

主だった街にはかならずと言っていいほど存在する、「ABC-MART」。どのショップも品揃えに大きな違いはないけれど、当たり前ながら、その街に来る人の趣向を反映しており、好きな街の「ABC-MART」の方が、好きな靴を見つけられることが多い気もするし、たとえ同じ靴を別の街のお店で見つけても、「買おう」とはならないかもしれない、そんなところが不思議である。

ショップはルミネ有楽町１の7階にある。コロナ禍にあって、階数が上がるごとにお客さんの数は少なくなるが、このショップには、朝一番に訪れたにもかかわらず、既に数名のお客様がいた。7階のエスカレーターを上がって右のコーナー部分の一角をしめる同ショップは、明るく開放的。フロアのコーナー部分にお店があるので、どの方向から歩いてきても、シューズラックがこちらを向いていて、ウインクしてくるような、フレンドリーな雰囲気である。

アイキャッチ的に、ピンクのスニーカーがディスプレイされている。２０代後半から３０代前半の女性向けなのだろうか、まるで手招きされているようなシューズウォールが。

もちろん、男性向けのスニーカーも多くラインナップしている。”アディダス”、”ナイキ”、”VANS”など、定番シューズが多く揃う。このシューズを履いていれば間違いない、というような、シンプルなものが多い。”ドクターマーチン”のブーツなどもある。ハード、スポーティ、コンサバ、綺麗系、バランスよく用意がされている。

もちろんキッズシューズも。数は多くないが、「あ、可愛い」「ちょうどこんなのが欲しかった」という靴が揃っており、ママが買い物に来たついでに子供の靴を買う、という気軽さを誘う。

ショップの正面には、”TEVA”のサンダルがフューチャーされていた。世界初のストラップ付きサンダルを作った同ブランド。これからの季節、アウトドアシーンにも、街歩きにもぴったりなサンダルである。もちろん、銀座の街にもよく似合う。

こちらの「ABCマート」は、友達のような、いつ来ても変わらない、魅力がある。
まるでマルシェのようなやり取りで、新鮮な野菜を買いに行くような気持ちで、買いに行きやすい、そして気負わずに買える「エービーシー・マートプレミアステージ ルミネ有楽町」。ぜひ、ふらりと、立ち寄ってみていただきたいお店である。

ABC-MART プレミアステージ ルミネ有楽町店
住所：〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 ルミネ1 7F
営業時間：平日:　11:00〜21:00　土日祝:　11:00〜21:00　
※施設営業時間短縮の為、当面の間11:00〜20:00に変更させて頂きます。
電話番号：03-5224-6701