ドイツのフットウェアブランド"ビルケンシュトック"。その歴史は何と245年以上遡る1774年、神聖ローマ帝国時代の古文書に「臣王のシューマイスター」と登録された記録が残る、歴史あるシューズブランドである。人間工学に基づいた設計と足に吸い付くような履き心地を誇るフッドベッド（中敷き）は、人間の足に存在する3つのアーチ（足の内側・外側・足指の付け根）をサポートするよう立体的に作られており、長時間履いても疲れにくいだけでなく、健康的な足を作るためのサポートまで行ってくれるシューズとして世界中で人気となっている。今回は、そんな同ブランドの新店舗「ビルケンシュトック原宿」をご紹介する。

「ビルケンシュトック原宿」は1997年、東京・原宿にショップをオープンした後、2014年に原宿神宮前交差点に場所を移し、シンボル的な存在として親しまれてきたが、この度区画整理のため3度目の移転となり、2020年5月 原宿・キャットストリートにてリニューアルオープンを果たした。近くには"adidas"や"コンバース"、"KEEN"などのシューズブランドが軒を連ね、さながらシューズストリートと化している。

キャットストリートのちょうど中ほどに位置する同ショップのファサードには大きなブランドロゴが配され、新たなキャットストリートのアイコニックな場所として、早くも親しまれつつある。3階建てのショップの階段を上ると、エントランスの左手に消毒スペースが設けられ、開け放たれたドアからは新鮮な空気が入り込む。

ガラス張りの開放的な空間には木目調の棚が備え付けられており、たっぷりと差し込む自然光と相まって、リラックスできる空間が広がっている。同ショップでは、キャットストリートという場所がら、若い世代の方に向けたコレクションを始め、定番モデルから一部の店舗で限定展開するデザイン性に優れたスタイリッシュなモデル、シーズンを問わず着用可能なシューズ等、幅広いラインナップを取り揃えている。

1階にはシーズンを彩る最新モデルを中心としたラインナップを。2階には、1966年の誕生以来、50年以上に渉り男女問わず支持を得てきた「ZURICH（チューリッヒ）」や、1973年に開発された、BIRKENSTOCKブランドの代表モデル「ARIZONA（アリゾナ）」をはじめとした、世代を問わず愛されてきた定番モデルを中心に展開している。

新しく生まれ変わった「ビルケンシュトック原宿」。
原宿にお立ち寄りの際は、ぜひ訪れてみてほしい。

ビルケンシュトック 原宿
住所：〒150-0001　東京都渋谷区神宮前6-15-5 Mビル神宮前Ⅰ
電話：03-6451-1458
営業時間：11:30-19:00