イタリアのシューズブランド"ペリーコ(PELLICO)"は、シンプルながら洗練されたエレガンスを感じさせるデザインと、イタリアならではの美しい色使い、そして良質な素材と職人技術によって生み出された履き心地を誇るシューズブランド。1963年に靴の工房としてスタートし、1980年よりPELLICO s.r.lがスタート。アイコンモデルは、2012年春夏コレクションより誕生した、イタリア語でリングを意味する「アネッリ(ANELLI)」で、履き口に加えたホールカットのアクセントがポイントの洗練されたデザインだ。こうした特徴が「ブランドを誇張しすぎず、人と同じではなく、上質なエレガンスを感じさせる1足が欲しい」という大人の女性を魅了している。

2018年で創業55周年を迎えた"ペリーコ(PELLICO)"。2016年3月にオープンした「ペリーコ東京ミッドタウン六本木店」に続き、2018年3月に都内2店舗目の直営店となる「PELLICO 東京ミッドタウン日比谷店」をオープンした。

ショップは「東京ミッドタウン日比谷」のエントランスを入ってすぐのところにあり、モダンかつエレガントな店構えが目を引く。間口が広く、ぱっと店内が見渡せるようにデザインされ、白を基調とした店内が、イタリアらしい、色とりどりのシューズを際立たせている。

ショップのコンセプトは、「ギャラリーを歩くようにPELLICOを体感できる空間」で、曲線を何層にも重ねたそのインテリアデザインは、店内を通る一本の導線を中心に左右に広がり、ウインドウそしてブランドのアイコンモデルである「ANELLI（アネッリ）」を模したオーバルフレームのファサードへと続いていく。中央に設置されたソファからは、座りながら店内の商品を一望でき、ギャラリーの中で美しい絵画を鑑賞するように、心ゆくまま、優雅に"ペリーコ"のシューズを堪能することができる。

また、「長くきれいにはいてもらいたい」という想いから、店内にはリペアサービスの工房「Atelier PELLICO da EARTH」を併設しており、熟練の靴職人が常駐し、丁寧な手仕事でシューズのメンテナンスや修理をしてくれる。

おすすめを伺うと、店頭で春らしさを振りまいていた、ネオンカラーの「アネッリ」はいかがですか、とご紹介いただいた。履き心地も軽く、形はシンプルながら、春らしいネオンカラーのグリーン・イエロー・オレンジの3色は意外とモノトーンコーデになじみが良く、一気に足元を華やかにしてくれる。気分まで明るくなりそうな1足だ。

もちろん、落ち着いたカラーで春夏を通して履くことができるものも。デニムとホワイトカラーの生地感が「素敵」の一言！
色違いでどんどん揃えてしまいたくなる衝動をこらえるのが大変である。

"ペリーコ(PELLICO)"の価格帯は5万～6万円台が多く、高級シューズブランドの中では、比較的購入しやすい印象だ。シンプルなデザインで幅広い活用シーンが期待でき、リペアショップも併設されていることで、長く大切に履くことができる同ブランドのシューズはコストパフォーマンス的にも非常に優れていると言えよう。

ぎゅうぎゅうに詰め込まれたショップが連なる商業施設とは異なり、ゆったりとしたスペースに美しいアート作品のような商品が並ぶ「東京ミッドタウン日比谷」。そんな高級感ある贅沢な空間にぴったりの「ペリーコ(PELLICO)」に、映画やお食事、そしてお買い物がてら、有楽町を訪れたら、ぜひ訪れていただきたい。

PELLICO（ペリーコ）東京ミッドタウン日比谷店
住所　東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1F
電話　03-6273-3346
営業時間　11:00～21:00