ドイツ最大手の健康靴メーカー "フィンコンフォート (Finn Comfort）"。その歴史は、1945年に子供靴メーカーとしてスタートした、ドイツ南部の都市にあるヴァルディ社が前身となっている。同社は1980年頃から整形外科医、整形外科靴職人などの専門家と共同開発を行い、足の変形を予防できる靴の開発に着手。1986年に "フィンコンフォート (Finn Comfort）"をブランドとして立ち上げた。同年に交換可能なフットベッドを備えた、整形外科的な調整が可能な靴を開発。1995年には、ケルンの高等物理学研究所のバイオメカニクス学部による、フィット感・快適性・クッション性および体重配分に関する賞を受賞。1996年には、特に敏感な足のための「予防シューズ」を開発。2006年には糖尿病治療靴「FinnOrtho（フィンオーソ）シューズ」を、2009年には特に問題のある足に対応するため、弾力性に優れた素材で開発された「FinnStretch（フィンストレッチ）」を、2013年には非常に細い足のための「FinnSlim（フィンスリム」を開発するなど精力的に研究を続け、2014年にはドイツでの雇用の維持と発展に対してバイエルンスタートアップ賞を、2018年には「SCHUHKURIER賞」を受賞している。

歴史ある靴作りを元に、ドクターやマイスターと共同研究し作られた"フィンコンフォート (Finn Comfort）"。整形外科学に基づく足への優しさや履き心地を追求しており、足裏を立体的に支える中敷きが自然な歩行をサポートすることで自然な歩行をサポートし、からだへの負担を軽減してくれる。また、修理して長く履き続けることを前提とした靴の構成、製造過程における環境への配慮にも気を配っているブランドである。