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専門家フスフレーガーにきく!美と健康のために気をつけておきたい足のこと・靴のこと

足の健康を守るフスフレーガーという資格を取り、「美と健康のための足のお悩み解消サロン フットボーテ」を経営している藤井朋代さんにお話を聞いて来ました。

足の健康を守るフスフレーガーという資格を取り、「美と健康のための足のお悩み解消サロン フットボーテ」を経営している藤井朋代さんにお話を聞いて来ました。

目次

ドイツ式フットケア「フスフレーゲ」とは?

昔からドイツには「足と靴は一体である」という考えがあり、足のトラブルの大半は靴に起因すると考えられてきました。

1930年代にドイツではハイヒールや軍靴といった硬い靴のトラブルに見舞われた人が増えたことで、足をケアする「フスフレーゲ」が流行しました。

ドイツ語の「フスフレーゲ(Fusspflege)」とは、「フス」は「足」、「フレーゲ」は「手当」を意味します。英語でいう「フットケア」と同意義語です。そしてその施術者のことをフスフレーガーといいます。

日本でも最近ではいつまでも健康な足腰を維持するため、足のトラブルを早い段階でケアして、健康な足元を作るというフスフレーゲの考えが広まってきました。高齢になった時に寝たきりにならず、健康でいるためには足腰を鍛え、足のコンディションを整えることが大切なのです。

フスフレーガーとして活躍する藤井さん 自らも足の悩みに苦しんだ

現在フスフレーゲの資格を取得し、「美と健康のための足のお悩み解消サロン フットボーテ」を経営している藤井さん。彼女自身も子供の頃から外反母趾で、長年フットケアサロンに通っていたそうです。

外反母趾とは足の親指が小指側に曲がり、変形している状態のことです。遺伝的な原因もあると言われていますが、先が細い靴やハイヒールを履いて足に負担がかかることによって後天的になる場合も多く指摘されています。痛みがある訳ではなくても、走った後で足が痛くなったり、軸が倒れているので、不自然な体勢で立っていることになります。

元々はSEとして働いていて、靴の仕事をするつもりは全くなかったという藤井さん。しかし、結婚して旦那さんも自分と同じように足にトラブルがあるということを知り、自分以外にも足の悩みを持っている人が実はたくさんいるということに気づいたそうです。2008年、子供が0歳の時に本格的に勉強し、フスフレーゲの資格を取得。次男誕生後、自宅にサロンをオープンさせました。初めは知り合いや友人の悩みに答える程度で、目立った宣伝はしていなかったということですが、口コミでじわじわと評判が広がり、今では遠くから通ってくる常連さんも増えているそうです。

子供の靴はどう選んだらいい?

自らも母親である藤井さん。最近ではお客さんである他のママさんから子供の足に関するトラブルの相談に乗ることも多いそうです。

「子供の時に靴の選び方や履き方が正しくないと、大きくなってからもずっと足のトラブルに悩むことになります。通常は赤ちゃんから6歳くらいの間に土ふまずが形成されますが、小さい頃に外で遊ばない、はいはいをあまりしないなど成長の過程を正しく踏んでいないと、足の形がきちんと形成されないまま大きくなってしまいます。」

靴を選ぶ時に必ずママがチェックしてほしいポイントは下記の4つです。

・かかとがしっかりしている靴を選ぶこと
・靴紐やベルトでしっかり固定できる靴であること
・つま先の指が曲がる部分がしっかり曲がること
・靴底が硬すぎず、柔らかすぎず適度な硬さであること

「スリッポンのように足がスポッと入るということは、同様にスポッと脱げやすいということです。脱げやすい靴を履いていると、靴の中で足が脱げないように無意識に力を入れている状態になるので、足の変形に繋がります。」

履く時はつま先ではなく、かかとでトントンさせる

「履き方も大事です。よく靴を履いた後つま先でトントンさせますが、実はあれはよくありません。トントンさせる時はつま先ではなく、かかとでさせてください。かかとに合わせて、トントンしたあと、足が直角の形で靴紐やベルトを締める習慣をつけさせてください。」

また、最近では女の子向けに可愛いヒール靴もありますが、あまり早くヒールのある靴を履かせることは良いことではありません。

男の子の方は最近「早く走れる」という靴が人気ですが、このような靴の中には徒競走やリレーの「コーナリング」で走りやすいよう左右非対称に設計されているものがあります。普段から非対称の靴を履いていると、当然足の歪みに繋がります。早く走れる靴というのは子供にとって魅力的だと思いますが、普段使いするのは避けましょう。

足にぴったりの靴で 正しい歩き方で歩く

「大人の靴選びも基本的には子供とあまり変わりません。子供と同じで、かかとが固定された時に、中で足が動いてしまう靴は厳禁です。そして大人も靴を履くたびにベルトや紐でしっかり締めることが大切です。また、外反母趾の人は幅広の靴を履いてしまいがちですが、それは長い目で見ると、症状を助長させてしまっています。外反母趾の人こそ、横幅をきちんと意識して引き締めていかなければならないのです。」

たくさんのお客様の足と靴を見てきたので、脱いである靴を見ただけで、その人の足がどんな状態なのかわかるという藤井さん。

最後に、健康でトラブルのない足をキープするために一番大事なことは?

「まずトラブルの原因となっている靴を見直すことです。靴があっていなければ、足をきれいにしても魚の目やタコがいくらでも再発して苦しむことになります。

まずは足をきれいにし、ぴったり足に合った靴を、正しく履いて歩くように気をつけましょう。そうすれば健康的な足、美しい姿勢を保つことができるというわけなのです。」

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