#スリーワンフィリップリム (3.1Philliplim)ー ブランド図鑑 vol.369

2005年、ニューヨークでスタートしたラグジュアリーブランド"スリーワン フィリップ リム"。今回は、シンプルなベースにデザインやシルエットでさりげないポイントをプラスした同ブランドについてご紹介する。

出典元:photo by 31philliplimjapan

2005年、ニューヨークでスタートしたラグジュアリーブランド"スリーワン フィリップ リム"。今回は、シンプルなベースにデザインやシルエットでさりげないポイントをプラスした同ブランドについてご紹介する。

目次

ブランドのなりたち

2005年にスタートした、シンプルかつ洗練されたアイテムを多く展開している"スリーワンフィリップリム"。共同経営者であり友人のクリエーティブディレクター・フィリップ・リムとCEOであるウェン・ゾウがともに31歳の時、2005年のニューヨーク・ファッション・ウィークでデビューを果たし、今年16周年を迎えた。2005年のファーストコレクションは女性のダイバーシティ(多様性)やモダンラグジュアリーを表現し、若さを強調したエレガントな定番路線にちょっとしたエスプリを効かせたことで1大センセーションを巻き起こす。さらに2006年、2007年には将来有望な若手デザイナーに贈られるCFDA/ヴォーグ・ファッション・ファンド・アワードにてファイナリストにも選出。その後もメンズコレクションの展開のスタート、数々のコラボレーションを実現させ、2007年6月のニューヨークの路面店オープンを皮切りに2008年4月には東京・青山に直営店をオープン。キッズライン、アイウェア、シューズ、アンダーウェアなどの商品ラインナップを拡充し、いまでは世界50か国以上、500近いブティックや百貨店で取り扱われほどのブランドへと成長を遂げている。

"スリーワンフィリップリム(3.1Philliplim)"について

2005年スタートのNYのリアルクローズを表現した、ミニマルの最高峰ブランド"スリーワンフィリップリム(3.1Philliplim)"。質の良い素材を使用し、 細部までのこだわりが見られるのが同ブランドの特徴だ。シューズは黒を基調としたモデルが多く、ブランドのスタイルは、「イージー」「シック」「クール」といったオートクチュールにみられるような奇抜なファッションではなく、現代に生きるリアルクローズを目指すもの。自分たちのデザインに着る人をはめ込むのではなく、着る人自身を洗練させ自然体でいられるような服作りを目指している。近年ではスポーツブランド"FILA"やブーツで有名な"アグ"、"ムーンスター"とのコラボレーションでウィメンズ初となるスニーカー発売を行うなど、話題には事欠かない存在だ。ラインナップはサンダル、パンプスからブーツ、スニーカーまで幅広く取り揃えている。日本では公式通販サイトのほか、銀座三越や伊勢丹新宿、阪急梅田でも取扱いがある。価格帯は2万〜14万円ほどだ。

「 Noa Strappy Platform Slides」photo by 31philliplimjapan

出典:https//www.instagram.com

公式サイト

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