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いつ買う?どう選ぶ?赤ちゃんのファーストシューズ選び

よちよち歩きを始めたら、いよいよシューズデビュー。ファーストシューズの選び方から、買い替えのタイミングまで、赤ちゃんのシューズ選びのポイントをまとめてレクチャーします♪

よちよち歩きを始めたら、いよいよシューズデビュー。ファーストシューズの選び方から、買い替えのタイミングまで、赤ちゃんのシューズ選びのポイントをまとめてレクチャーします♪

目次

赤ちゃんがつかまり立ちをはじめたら、そろそろファーストシューズを選びはじめたい時期。とはいえ、赤ちゃんの足は大人が予想しているよりもはるかに速いスピードで大きくなりますから、購入時期を間違えると「履くことがないままサイズアウトしちゃった…」なんて事態が起こってしまうことも。ちなみに我が家では、娘の1歳の誕生日の記念にファーストシューズを贈りましたが、これが大失敗。つかまり立ちからはじめの一歩を踏み出すまでとても時間がかかり、歩きはじめたのは1歳3ヵ月の終わりごろ。たった3ヵ月のあいだにサイズアウトしてしまい、外で履くことがないまま押し入れの肥やしになってしまったのでした。この反省を生かしつつ、ベストなファーストシューズの選び方と買い替えタイミングについてレクチャーします。

いつ買う?ファーストシューズ導入のタイミングは?

ファーストシューズを購入するタイミングは、つかまり立ちの時期をすぎて、ひとりで数歩よちよちと歩けるようになってから。つかまり立ちをはじめてすぐに購入してもいいのですが、外歩きデビューをすることがないままサイズアウトしてしまうリスクがありますので、しっかりと踏み出せるようになってから買うのがベター。

ただし、赤ちゃんがシューズを嫌がってしまわないよう慣れさせるのが目的なら、早い時期から履かせる練習をするのもいいですね。歩きだすのが早い子だと8ヵ月頃からファーストシューズデビューがはじまりますが、周りのスピードに合わせる必要はありません。子どもの発達の様子を観察しながら、しっかりと踏み出すのを確認してから検討しはじめましょう。

赤ちゃんのシューズ選びのコツ

小さな子どものシューズはどれもかわいくて、いったいどんなものを選べばいいのか迷ってしまいますね。とはいえ、デザイン性が高くてかわいいものを…という理由で赤ちゃんのシューズを選んでしまうのは避けたいところ。赤ちゃんの足は、まだ骨や土踏まずが発達しきっていません。軟骨や骨のあいだにすき間も多く、年齢があがっていくにつれてしっかりと形成されていくのです。だからこそ、乳幼児期のシューズはしっかりとサポートしてくれるものを選ぶのが正解です。赤ちゃんに履かせたいシューズの条件にはいったいどんなものがあるのでしょうか。

1. 足首までしっかりサポートしてくれるハイカット

歩きやすいベビーシューズの条件は、まず「ハイカットタイプ」であること。これは、まだ柔らかい赤ちゃんの骨を保護し、内側に倒れてしまいがちな赤ちゃんのくるぶしを、まっすぐと支えてあげるという役割があります。また、ハイカットタイプであっても、かかとの部分の支えが弱いものはNG。しっかりと芯がとおり、かかとをすっぽりとサポートしてくれるシューズがおすすめです。個人差はありますが、足の骨がしっかりとしてくるのは3歳を過ぎてから。外を駆けたり、階段を上り下りするようになったり、活発に動くようになったら、関節の動きを妨げないローカットスニーカーに切り替えていきましょう。

2. よく曲がりクッション性のある靴底

赤ちゃんのシューズを選ぶなら、シューズを実際に手に取り、靴底をぐっと曲げてみましょう。選びたいのは、靴底を曲げてみたときに、土踏まずのあたりで曲がるのはもちろん、指の付け根の部分がしっかりと曲がるもの。よく動く部分がきちんと曲がるシューズはとても歩きやすいのです。また、クッション性の高さも大切。小石やアスファルトなど、硬いものから赤ちゃんの足を保護するためにも、ふかふかとクッションが効いたシューズを選ぶのがベターです。

3. 厚み、広さ、反りのあるつま先

素足で立っている赤ちゃんの足の指をよく見てみてください。地面をぎゅっとつかむような動きや、足を広げて踏みしめるような動き…と、さまざまな動きをするのが見てとれると思います。赤ちゃんに限ったことではありませんが、しっかりと歩くためには、つかむ、踏ん張る、蹴りだすといった動きが自在にできるよう、つま先が自由に動かせるだけのゆとり(厚み・広さ)が必要です。

また、つま先が上に反ったかたちになっているかどうかも重要なポイント。反りには、蹴りだしをスムーズにし、つまづきにくくするという役割があります。多くのベビーシューズにはきちんと反りがありますが、ときどき反りの弱いものを見かけることもあります。つま先にゆとりがあり、反っていること。ベビーシューズ選びで大切にしたい条件のひとつです。

4. 季節を問わず通気性がいいものを

新陳代謝が活発で汗をかきやすい赤ちゃんのシューズは、通気性がよく蒸れにくいものを選びたいもの。夏はもちろんですが、冬であっても同様です。ベビーカーの日の足元の防寒対策を目的としているなら、もこもことしたあったかブーツを取り入れるのもいいのですが、歩きやすさの面ではいまひとつ。よく歩く日の靴は、軽くて通気性がいいものを選ぶのがおすすめです。

5. 履かせやすく脱げにくいものを

赤ちゃんはまだ自分でシューズを履くことができないので、パパやママが履かせやすいものを選びたいもの。一見、履かせやすそうなスリッポンタイプですが、赤ちゃんのふっくらとした足に履かせるには意外とコツが必要で、脱げやすいためあまりおすすめはできません。選ぶなら、履き口ががばっと大きくひらき、ワンタッチで留められるマジックテープタイプのものがおすすめ。また、マジックテープは太いものや、二ヵ所で留めるタイプのものがしっかりと留められて安心です。

赤ちゃんのシューズはどこで買う?

いざファーストシューズを用意しようと思い立っても、どんなところで買えばいいのか迷ってしまう…という人も多いもの。では、実際に世の中のママたちは、どこでファーストシューズを買っているのでしょうか。子どものいるパパ・ママを対象に、Twitterで簡単なアンケートをとってみました。

ファーストシューズは「靴売り場で買う」が多数派

アンケートの結果を見てみると、ある程度バラつきはあるものの「デパートやショッピングセンターの靴売り場で買う」が多数派のようです。ベビーシューズデビューの1歳前後は、まだまだお出かけにたくさんの準備が必要な時期。「ベビーシューズ選びのためだけにお出かけをする」というよりは、「お出かけのついでにベビーシューズを選ぶ」という人が多いのかもしれません。ちなみに筆者は老舗ベビーブランド「ミキハウス」のシューズをファーストシューズに選びました。店舗スタッフが赤ちゃんの扱いに慣れていたため、足のサイズの計測もスムーズで、とても信頼できましたよ。

シューズの知識があり、きちんと計測してくれる店で選ぼう

はじめてのシューズ選びの場合、まず迷ってしまうのは赤ちゃんの靴のサイズ。ベビーシューズの場合、ジャストサイズではなく、実際の足のサイズ+5mmのゆとりがあるものを選ぶのが一般的ですが、元の足のサイズがわからなければ探しようがありませんね。まずは店舗スタッフがベビーの靴選びを熟知していて、きちんと計測できることが最重要です。

シューズにバリエーションがあるかどうかも重要

それから、選択肢が広がるようシューズにバリエーションがあるかどうかも大切。足の幅が広め、普通、細めとバリエーションがあること。靴のサイズが5mm刻みで展開されていること(展開しているブランドの取り扱いが豊富であること)などがポイントになります。特にスリムな子や小柄な子の場合、「ジャストサイズのシューズが見つからない…!」なんてことが少なくありません。サイズ展開が幅広く、選択肢が多い店で選べば、ベストな一足に出会える可能性はぐっとアップしますよ。

お手頃価格で手に入りやすい? 通販のメリット

しっかりとしたつくりのものを選ぼうと思うと、意外と高価になりがちな赤ちゃんのシューズ。赤ちゃんの足が大きくなるスピードは速く、あっという間に買い替えのタイミングがやってきます。こまめに計測をしてサイズを知っておくのはもちろん大切なのですが、コストダウンを狙うなら通販で買うのもひとつの手。同じブランドの同じシューズであっても、通販だとデパートよりお得に買えることが少なくありません。事前にサイズがわかっているのであれば、通販を上手に活用することをおすすめします。

買い替えタイミングはいつ?

赤ちゃんはシューズがきつくなっても、自分で訴えることができません。赤ちゃんの足は骨がやわらかく、足に合わない窮屈なシューズでも意外と履けてしまいます。「まだ履けるから大丈夫」と思っていても、実際に計測してみるととっくにサイズアウトしていた…なんてこともあるものです。

3歳くらいまでの子どもの足は、平均で半年に約1cmのペースで大きくなるといわれています。特に1歳から2歳までの時期は「ワンシーズン同じサイズのシューズを履ければ長持ち!」といえるほど、あっという間にサイズアウトするのが一般的。週に一度はシューズのかかと部分にぴったりと足を合わせた状態でつま先がつまっていないか確認し、2ヵ月に一度は足のサイズを計測し、サイズアウトしていないか確認する習慣をつけたいですね。

サイズアウトの目安は「中敷き」をチェック

赤ちゃんのシューズのサイズをチェックする方法に、「シューズの中敷きを確認する」というのがあります。中敷きを取り外し、指の跡を確認してみましょう。指の前に5mm程度余裕があるなら、今がジャストサイズの状態。余裕が3mmを切っていたり、つま先がつまっていたりするのが見て取れるようなら、買い替えのタイミングです。中敷きを取り外せるタイプのシューズであればぜひチェックしてみてくださいね。

正しく選んで赤ちゃんの足の成長をサポートしよう

赤ちゃんにとっての靴は、ただ外部の衝撃から足を守るためのものではなく、足の健やかな成長をサポートするという大切な役割を持っています。正しく選んで、足元から赤ちゃんの成長を見守りたいですね。

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